GrabPay による支払い
東南アジアで一般的な支払い方法である GrabPay についてご紹介します。
GrabPay は Grab によって開発された支払い方法です。GrabPay はデジタルウォレットであり、入金に使用する残高は顧客が管理します。
GrabPay で支払いを行うには、顧客が GrabPay のウェブサイトにリダイレクトされ、そこでワンタイムパスワードを使用して取引を認証する必要があります。顧客は認証後にお客様のウェブサイトに再びリダイレクトされます。
支払いフロー
以下は、決済ページから行われる GrabPay の決済フローのデモンストレーションです。
始める
GrabPay とその他の決済手段を個別に導入する必要はありません。フロントエンドプロダクトを使用する場合、Stripe が最も関連性が高い決済手段を自動的に判断して表示します。まず Stripe ダッシュボード に移動して GrabPay を有効にします。Stripe がホストする 以下の UI のいずれかを選択し、クイックスタートガイドの手順に従います。
その他の決済製品
以下の Stripeプロダクトでも、ダッシュボードからGrabPay を追加できます。
システムで支払い方法を手動で一覧表示する必要がある場合は、GrabPay を支払い方法として手動で設定する方法をご覧ください。
GrabPay の GitHub のサンプルをご覧ください。
返金
GrabPay 支払いは、元の支払い日から最長 90 日後まで返金処理することが可能です。GrabPay 支払いに対する返金は非同期であり、完了するまでに最大 5 分かかります。Stripe は refund.
または refund.
Webhook イベントを使用して最終的な返金ステータスをお客様に通知します。返金が成功すると、Refund (返金) オブジェクトのステータスが succeeded
に変わります。返金に失敗した場合、Refund オブジェクトのステータスが failed
に変わり、Stripe 残高にその金額が返されます。この場合、お客様は顧客に返金を行う別の方法を手配する必要があります。
不審請求の申請
顧客は Grab で支払いを認証する必要があるため、GrabPay 支払いでは不正使用や未認識の支払いのリスクが極めて低くなります。このため、不審請求の申請が行われてチャージバックに発展し、売上が Stripe アカウントから引き出されることはありません。
ブランディングのガイドライン
決済ページを構築する際、GrabPay から提供されているブランディングのガイドラインを使用します。ロゴやボタンなどのアセットは zip ファイルとしてダウンロードできます。