Afterpay および Clearpay による支払い
Afterpay はグローバルな決済手段です。顧客は購入額を 4 回に分割して無利息の分割払いで支払うか、より長期にわたって有利息の分割月払いで支払うことができます (アメリカのみ)。
Afterpay で支払う場合、顧客は Afterpay のサイトにリダイレクトされます。そこで顧客は決済プランの規約に同意することで支払いを承認し、お客様のウェブサイトに戻って注文を完了します。Afterpay には、顧客の信用、それまでのアカウント履歴、注文額、引き受け対象の商品やサービスのタイプに応じた支払いオプションがあります。支払いの受け付け後、お客様の Stripe アカウントには前払いで注文の全額 (手数料を差し引く) が支払われ、Afterpay が顧客から購入額を回収します。顧客は Afterpay に直接、時間をかけて返済します。この詳細については、支払いオプションと制限事項をご覧ください。
注
Afterpay and Clearpay only support domestic transactions, meaning you can only sell to customers in the same country as your business. If you’re using Dynamic payment methods, Stripe handles a customer’s payment method eligibility automatically. If you use payment_method_types, you must either configure your integration so that it only presents Afterpay and Clearpay to eligible customers, or use dynamic payment methods.
決済フロー
このデモでは、Afterpay を使用したときの顧客体験をご紹介します。
始める
実際には Afterpay とその他の決済手段を個別に導入する必要はありません。フロントエンド製品を使用する場合、Stripe が最も関連性が高い決済手段を自動的に決定して表示します。いずれかのオンライン UI のクイックスタートをご覧ください。
支払いフォームを設定した後、Stripe ダッシュボードで目的の決済手段を有効にします。
Payment Links でも、ダッシュボードから Afterpay を追加できます。
決済手段を手動で一覧表示する場合は、Afterpay を決済手段として手動で設定する方法をご覧ください。
商品、カート、支払いページに Payment Method Messaging Element を含めることで、顧客に Afterpay 支払いの利用が可能であると知らせることができます。Site Messaging Element を追加して、コンバージョン率の向上に活用することをお勧めします。
支払いオプションと制限事項
支払いオプションはカートの注文サイズと国によって異なります。アメリカの場合、Afterpay は顧客に 4 回払い、分割月払い、またはその両方のオプションを提示します。その他の市場の場合はすべて、4 回払いのみが顧客に提示されます。
- 4 回払い: 顧客は購入額を最大 4 回で 6 週間にわたる無利息の隔週払いで支払います。
- 分割月払い: (アメリカのみ) 顧客は購入額を、上限が設定された利息も含めて 6 カ月または 12 カ月の期間にわたって支払います。
Afterpay は初回の分割払いをその場で回収し、次回の分割払いは、支払いスケジュールに応じて 2 週間後または 1 カ月後になります。お客様が Stripe アカウントを登録した国の顧客からの支払いを受け付けることができます。支払いの通貨もその国の現地通貨と一致している必要があります。
以下の表は、国別の取引総額の限度額と分割払いスケジュールの一覧です。
Stripe アカウントと顧客の国 | 通貨 | 取引限度額 |
---|---|---|
オーストラリア | AUD | 1 ~ 2,000 AUD |
カナダ | CAD | 1 ~ 2,000 CAD |
ニュージーランド | NZD | 1 ~ 2,000 NZD |
イギリス | GBP | 1 ~ 1,200 GBP |
アメリカ | USD | 1 ~ 4,000 USD |
アメリカ
禁止業種カテゴリ
Stripe 全体の使用が制限されている業種のカテゴリーに加えて、以下のカテゴリーでは Afterpay の使用が禁止されています。
- 酒類
- 寄付
- 事前注文
- NFT
- B2B
詳細なリストについては、利用規約をご覧ください。
Afterpay ブランディングを Web サイトに追加する
商品およびカートページに、Payment Method Messaging Element を含めることで、Afterpay による決済を受け付けていることを顧客に知らせます。
Afterpay は、静的な視覚アセットおよびブランディングガイダンスも提供しています。オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカの消費者には Afterpay が ‘Afterpay’ として知られています。イギリスでは、‘Clearpay’ として知られています。必ず適切な場所を選択して (Afterpay のドキュメントのフッターを確認)、該当するアセットを入手してください。Clearpay の場合、イギリスのアセットおよびブランディングガイダンスをご確認ください。
不審請求が申請された支払い
顧客は Afterpay アカウントにログインして Afterpay による支払いを認証する必要があります。この要件により、不正使用や心当たりのない支払いが生じるリスクを低減できます。Afterpay は顧客の不正使用や分割払いの返済不能から生じた損失を保証しますが、Stripe は Afterpay に代わってお客様に連絡し、損失が生じる前に配送を停止または一時停止するように要求する場合があります。このような要求には速やかに対応することが重要です。
Afterpay 支払いでは、支払いを行った商品が届かない場合などの一部の状況で不審請求が申請される場合があります。顧客は、購入日から最大 120 日間、不審請求を申請することができます。この不審請求の申請は以下のように処理されます。
顧客が不審請求の申請を開始すると、 Stripeは以下を使用してお客様に通知します。
- メールアドレス
- Stripe ダッシュボード
- API
charge.dispute.created
イベント (組み込みが Webhook を受信するように設定されている場合)
Afterpay によって不審請求の申請が解決されるまで、Stripe は不審請求が申請された金額を残高から留保します。
Stripe からお客様に対し、注文のフルフィルメントが行われたことを示す有力な反証資料を、Stripe ダッシュボードを使用してアップロードするように依頼します。この反証資料には以下を含めることができます。
- 返品の受け取り確認 (顧客からお客様に商品が返品されている場合)
- 追跡 ID
- 配送日
- A record of purchase for intangible goods, such as IP address or email receipt
- サービスや物品の場合、電話番号や領収書などの購入の記録
不審請求の申請をプログラムで処理する場合は、API を使用して不審請求の申請に対応することができます。
この情報により、Afterpay は、不審請求の申請が有効であるか、拒否すべきかを判断します。提出する反証資料には、顧客が決済時に提供した情報を可能な限り詳細に含めるようにしてください。お客様は依頼された情報を 14 日以内に提出する必要があります。Afterpay は、反証資料の提出から 30 日以内に判断を下します。Afterpay がお客様の主張を認めて不審請求の申請を解決した場合、Stripe は不審請求が申請された金額を Stripe 残高に返金します。Afterpay が顧客の主張を認める判断をした場合には、残高への請求は永続的なものになります。
返金
Afterpay の支払いは元の支払いから最長 120 日後まで返金が可能です。Afterpay の支払いの返金は非同期で行われます。
Connect
Stripe Connect を Afterpay とともに使用して、連結アカウントの代理として支払いを処理することができます。Connect ユーザーは、以下の支払いタイプで Afterpay を使用できます。
Stripe と Afterpay は、加盟店カテゴリーコード (MCC) に基づいて、連結アカウントが Afterpay の禁止業種カテゴリーに該当するかどうかを判断します。Express ダッシュボードまたは Stripe がホストしていないダッシュボードを使用する連結アカウントに正しい MCC が設定されていることを確認してください。