発行するカードのタイプを選択する

カード保有者が使用する物理カードまたはバーチャルカードを決定します。

Stripe では、カード保有者に発行できるカードのタイプを複数用意しています。このページでは、各オプションの概要をトレードオフやユースケースを含めて説明します。

カードプログラムで複数のカードタイプを同時に発行できます。さらに、ビジネスニーズの変化に応じて別のオプションに変更することも可能です。たとえば、カスタムカードを作成したい場合、Stripe チームと連携してカスタムデザインを作成すると同時に、インスタントの物理カードを発行することもできます。以下のオプションは、相互排他的ではありません。

	バーチャルカード	物理カード
概要	デジタル取引に必要なすべてのカード情報を含み、物体としての実在がないカード。バーチャルカードの詳細をご覧ください。	物理的にカスタマイズでき、カード保有者に郵送されるカード。物理カードの詳細をご覧ください。
最適なビジネス	バーチャルカードは、カード取引の完全なデジタル化が見込まれるユースケースや、サードパーティーを使用して顧客の注文のフルフィルメントを行うなど、バックエンドプロセスにカードを使用する場合に最適です。たとえば、B2B 決済 (サプライヤーに商品やサービスの支払いを行う場合) や後払いの決済 (加盟店に支払いを行う場合) などのユースケースに適しています。	物理カード: 対面の POS 取引での頻繁な使用が見込まれる場合や、デジタルウォレットのみに頼りたくない場合に最適です。フリートや請負業者の購入、経費の管理などのユースケースでは、一般にバーチャルカードが必要になります。
カスタマイズ	バーチャルカードには適用されません。	物理カードのカスタマイズには、以下の 2 つのオプションがあります。標準カード: ビジネス名やロゴでのカスタマイズが可能な黒または白のテンプレート化されたカードで、すぐにカード保有者に送られます。このカードは、最速で市場参入したい場合や、基本的なブランディングで十分な場合、またはカードの発行枚数が少ない場合に最適です。カスタムカード: ブランディング目標に合わせてカードを完全にカスタマイズできます。物理カードがビジネスを象徴する重要なものである場合や、カード保有者に対してブランドへの親近感を与えたい場合に最適です。ただし、カスタムカードは最低 2,500 枚からの注文となっているため、十分な計画と投資が必要です。利用可能な物理カードのタイプについての詳細は、物理カードをご覧ください。
カードの作成	バーチャルカードは、ダッシュボードまたは API を使用して作成できます。作成すると、カードはすぐに生成され、使用できるようになります。	法人カードは、ダッシュボードまたは API を使用して作成できます。作成すると、数日以内にカードが印刷され、発送されます。発送後にカード保有者に届くまでの時間は、選択する配送スピードによって異なります。詳細については、カードを配送するをご覧ください。「注意: カスタムカードの場合、印刷と発送が行われる前に、制作、テスト、在庫の確保が完了している必要があります。リードタイムと価格は、カスタマイズのレベルによって異なります。詳細については、Stripe サポートでご確認ください」
費用	バーチャルカードは 1 枚あたり、アメリカで 0.10 USD、イギリスで 0.10 GBP、EU で 0.10 EUR です。	標準カードは 1 枚あたり、アメリカで 3.50 USD、イギリスで 3.50 GBP、EU で 3.50 EUR です。適用される配送料金は地域によって異なります。カスタムカードの価格は、カードのデザインのカスタマイズレベルによって異なります。詳細については、Stripe サポートでご確認ください。
デジタルウォレットのサポート	デジタルウォレットは、Stripe のすべてのカードタイプに対応しています。カード保有者は、Apple Pay、Google Pay、または Samsung Pay のデジタルウォレットに、貴社のバーチャルカードまたは物理カードに相当するものを追加できます。市場の変動により、デジタルウォレットのリードタイムは地域によって異なり、Stripe との提携が必要になる場合があります。詳細については、Stripe サポートをご覧ください。