連結アカウントへの入金
デフォルトの場合、連結アカウントの代理として実行する支払いは、連結アカウントの残高で累積され、日次のローリング方式で入金されます。連結アカウントの設定によっては、プラットフォームがこうした入金について、次の管理を行うことができます。
- 自動入金の頻度のスケジュールを設定する
- 手動入金を実行する
- 売上の即時処理を行う
- デスティネーション支払いまたは支払いと送金別方式を使用する場合に売上をプラットフォーム残高で保管する
注
2018 年より前のバージョンの Connect では、入金は銀行振込と呼ばれ、廃止された transfers
API が使用されていました。銀行振込については、レガシーの送金の ドキュメントをご覧ください。
入金管理の設定
Stripe ダッシュボードまたは Express ダッシュボードボードのすべてにアクセスできる連結アカウントの場合、アカウント所有者が自身の外部の入金口座 (銀行口座またはデビットカード) を管理しますが、入金のスケジュールはプラットフォームが設定できます。Stripe ダッシュボードのすべてにアクセスできるアカウントの入金スケジュールを設定するには、プラットフォームがアカウントに対してプラットフォーム管理を設定する必要があります。
Stripe がホストするダッシュボードにアクセスできない連結アカウントの場合、プラットフォームは外部の入金口座を管理し、入金をスケジュールできます。
サポート対象の売上処理通貨
特定の国で売上の処理に使用できる通貨を確認するには、その国を次のドロップダウンから選択してください。
注
サポート対象の取引通貨のリストについては、通貨 のドキュメントをご覧ください。
プラットフォームは、連結アカウントが売上を処理して特定の代替通貨で銀行に入金したり、国外の銀行口座に現地通貨で入金したりできるようにすることもできます。状況によっては Stripe が手数料を請求することがあります。詳細については、Connect マーケットプレイスとプラットフォーム向けの代替通貨での入金 をご覧ください。
入金で Webhook を使用する
以下のイベントをリッスンすることで、Webhook を使用して連結アカウントのすべての入金アクティビティーを追跡できます。
payout.created
payout.updated
payout.paid
payout.failed
大半の入金では、イベント通知が数日間にわたって発生します。 Instant Payouts では、通常 30 分以内に payout.paid
が送信されます。
入金を完了できない場合は、payout.failed
イベントが発生します。イベントの failure_code
プロパティで理由が示されます。入金が失敗すると、その入金に関係する外部口座も無効になり、account.external_account.updated
イベントがトリガーされます。プラットフォームが連結アカウントの外部口座を更新するまで、その外部口座には入金できません。