手動入金の使用
連結アカウントに入金を手動で送金します。
schedule.interval の値を manual
に設定した場合、特に指示がない限り、売上はアカウント所有者の残高に保持されます。ビジネスの国に基づいて、下記の期間内に売上を入金する必要があります。
国 | 保留期間 |
---|---|
タイ | 10 日間 |
アメリカ | 2 年間 |
その他すべての国 | 90 日間 |
これらの売上の入金をトリガーするには、Payouts API を使用します。
Payouts API は、Stripe の連結アカウントの残高からその外部口座に売上を移動するためだけのものです。プラットフォームと連結アカウントとの間で売上を移動するには、プラットフォームでの支払いと送金別方式の作成またはデスティネーション支払いの作成を参照してください。
注
「エスクロー」には法律上の明確な定義があり、Stripe はエスクローサービスを提供しておらず、またエスクロー口座をサポートしていません。ただし、手動入金で入金のタイミングを制御できます。手動入金により、特定のアカウントへの入金を遅延させることができます。手動入金を使用する際には、ビジネスの国に適用される期間内に売上を入金する必要があります。
入金の遅延は、配送が遅延した場合や、返金の可能性がある場合に役立ちます。
定期的な入金
以下の例では、連結アカウントの Stripe 残高からその外部口座に 10 USD を送金しています。
標準的な入金では、ユーザーの利用可能な残高を上限とする金額を移動できます。この金額を確認するには、ユーザーの代理として残高取得のコールを実行します。
Stripe は、異なる支払い元からの残高への入金を残高ごとに追跡します。残高取得のレスポンスは、各残高の構成要素を支払い元のタイプ別に分類します。たとえば、クレジットカード以外の残高の入金を作成するには、リクエストで source_
を指定します。
残高の個々の構成要素は (返金やチャージバックなどによって) マイナスになることがありますが、利用可能な残高の総計を超える入金は作成できません。