# サブスクリプションでトライアル期間を利用する トライアル期間を使用することで、有効なサブスクリプションに対する支払いを延期します。 Connect プラットフォームが [customer-configured Accounts](https://docs.stripe.com/api/v2/core/accounts/create.md#v2_create_accounts-configuration-customer) を使用している場合は、Stripe の [ガイド](https://docs.stripe.com/connect/use-accounts-as-customers.md)をご確認の上、コード内の `Customer` およびイベント参照を同等の Accounts v2 API リファレンスに置き換えてください。 [サブスクリプションの作成](https://docs.stripe.com/api.md#create_subscription)時に次のように `trial_end` 引数を指定することで、無料のトライアル期間を設けて顧客の*サブスクリプション* (A Subscription represents the product details associated with the plan that your customer subscribes to. Allows you to charge the customer on a recurring basis)を開始できます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions \ -u "<>:" \ -d customer="{{CUSTOMER_ID}}" \ -d "items[0][price]"="{{PRICE_ID}}" \ -d trial_end=1610403705 ``` `trial_end` パラメータは、トライアルが終了する正確な瞬間を示すタイムスタンプを取ります。サブスクリプションを作成する際に、代わりに [trial_period_days](https://docs.stripe.com/api.md#create_subscription-trial_period_days) パラメータ (現在時点からのトライアルの継続日数を表す整数) を使用することもできます。トライアル期間は 730 日 (2 年) 以下である必要があります。トライアル期間は通常サブスクリプションの開始時に適用されますが、既存のサブスクリプションでトライアル期間を使用して[サブスクリプションの請求期間 (サイクル) を変更する](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/billing-cycle.md)こともできます。 トライアル期間付きのサブスクリプションを作成するときに、決済手段を追加する必要はありません。即時*請求書* (Invoices are statements of amounts owed by a customer. They track the status of payments from draft through paid or otherwise finalized. Subscriptions automatically generate invoices, or you can manually create a one-off invoice)は作成されますが、金額は 0 になり、[請求書項目の説明](https://docs.stripe.com/api/invoices/object.md#invoice_object-lines-data-description)には「無料トライアル」の文言が記載されます。 トライアルの終了時にサブスクリプションの `status` が `paused` でない場合、請求書が生成され、`invoice.created` イベント通知が送信されます。約 1 時間後に、Stripe はその請求書の決済を試行します。トライアルの終了時に顧客の新しい請求期間も開始されます。 トライアルを早期終了するには、[Update Subscription (サブスクリプションの更新)](https://docs.stripe.com/api.md#update_subscription) API コールを実行して、`trial_end` 値に新しいタイムスタンプを設定します。即時終了する場合は、次のように **now** を設定します。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions/{{SUBSCRIPTION_ID}} \ -u "<>:" \ -d trial_end=now ``` ## 従量課金制のトライアル 従量課金のサブスクリプションでは、トライアル期間をご利用いただけます。Stripe はトライアル期間中に記録された使用量に対すて課金しませんが、トライアル期間の[メーターイベント概要](https://docs.stripe.com/api/billing/meter-event-summary.md)で使用量を確認できます。トライアル期間が終了すると、記録された使用量に対する課金が再開されます。 システムでトライアルのステータス変化に関する [Webhook イベント](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/webhooks.md)が適切に監視・処理されていることを確認します。トライアルが終了し、サブスクリプションが `trialing` から `active` に移行する数日前に、`customer.subscription.trial_will_end` イベントを受け取ります。このイベントを受け取ったら、顧客のアカウントに請求する決済手段があることを確認してください。必要に応じて、今後の請求について顧客に事前に通知します。 ### 従量課金と一時停止されたサブスクリプション サブスクリプションが一時停止中でも、料金に関連付けられた[メーターイベント](https://docs.stripe.com/api/billing/meter-event.md)を送信できますが、その使用量は請求されません。今後の請求書には、再開日以降に発生したメーターイベントのみが含まれます。[従来の使用量レコード](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/usage-based-legacy.md)を使用している場合、サブスクリプションの一時停止中は、新しい使用量レコードを作成できません。 ## トライアル中だったサブスクリプションに新しいトライアルを追加する [`trial_end`](https://docs.stripe.com/api/subscriptions/update.md#update_subscription-trial_end) を指定してサブスクリプションを更新するか、関連するサブスクリプションスケジュールを更新することで、トライアル中でないサブスクリプションに新しいトライアルを追加できます。サブスクリプションには [`phases.trial_end`](https://docs.stripe.com/api/subscription_schedules/create.md?#create_subscription_schedule-phases-trial_end) を指定する必要があります。 前回のトライアル終了後に新しいトライアルを開始するサブスクリプションの場合はほとんど、`trial_start` フィールドは最初のトライアルの開始時に設定されたままになります。[API バージョン 2025-04-30](https://docs.stripe.com/changelog/basil.md#2025-04-30.preview) では、[billing_mode](https://docs.stripe.com/api/subscription_schedules/create.md#create_subscription_schedule-billing_mode) が `flexible` に設定されたサブスクリプションの場合、`trial_start` には最新のトライアルの開始が反映されます。 ## トライアルのサブスクリプションを更新する トライアル中のサブスクリプションは、通常どおり更新できます。トライアルで項目を `billing_mode=flexible` または `billing_mode=classic` サブスクリプションに追加すると、これらの項目に対して金額 0 の請求書が生成されます。`billing_mode=classic` の場合、金額 0 の請求書には、以前に請求された項目が含まれることがあります。 ## トライアルを add_invoice_items と組み合わせる サブスクリプションのトライアル期間は、1 回限りの価格および `add_invoice_items` と組み合わせることができます。これは、1 回限りの手数料またはアドオンを、トライアルの開始と同時に請求する場合に使用することが考えられます。この設定により、トライアルの開始時に、1 回限りのアイテムの金額で請求書が即時発行されます。 ## トライアルとプロモーションのコンプライアンス要件 トライアルを提供する場合は、無料であるかどうかにかかわらず、カードネットワークの[要件](https://support.stripe.com/questions/2020-visa-trial-subscription-requirement-changes-guide)に準拠する必要があります。これには、無料トライアルを提供する場合や、最初の数カ月間は割引料金で顧客に請求し、その後自動的に通常レートを請求する場合などが含まれます。Stripe のトライアル機能を使用する際は、 次のように Stripe ダッシュボードで[メッセージの設定](https://dashboard.stripe.com/settings/billing/automatic)を有効にして、要件を満たすようにすることができます。 ユーザーに[支払いの成功](https://dashboard.stripe.com/settings/emails)を通知する場合、 Stripe はトライアルとキャンセルの URL に関する情報を自動的に通知に表示します。 これらの設定を使用しない場合でも、要件に準拠する義務があります。 顧客のメールアドレスが有効であれば、トライアルの終了 7 日前にリマインダーが送信されます。トライアル期間が 7 日より短い場合は、トライアルを開始するとすぐにリマインドメールが送信されます。トライアルが更新された場合は、リマインドメールが再送されます。 トライアル中に、トライアルのリマインダーとサブスクリプションの更新リマインダーの両方が有効な場合、顧客はトライアルの終了リマインダーのみを受信します。更新メールは、以降の請求期間に送信されます。 キャンセルに関するポリシーのリンクは、他のトライアル情報とともに顧客の領収書に表示される URL です。この情報は、すべてのカード支払いに含められます。トライアルの終了 7 日前に顧客に送信されるリマインドメールには、キャンセルの URL も含まれます。 明細書表記について、請求書に手動で [statement descriptor (明細書表記)](https://docs.stripe.com/api/invoices/object.md#invoice_object-statement_descriptor) を設定する場合は、トライアルの説明が付加されないため、追加する必要があります。[product statement descriptors (商品の明細書表記)](https://docs.stripe.com/api/products/object.md#product_object-statement_descriptor) を使用する場合は、トライアルの説明が自動的に付加されます。明細書表記が 10 文字より長い場合は、トライアルの説明が付加されても顧客に意味が通じることを確認してください。22 文字の[制限](https://docs.stripe.com/get-started/account/statement-descriptors.md#requirements)があるため、10 文字目以降は `* TRIAL OVER` で上書きされます。 明細書表記を手動で設定していない場合、または商品の明細書表記を使用している場合は、アカウントの明細書表記にトライアルの文字が追加されます。必要に応じて[短い表記](https://dashboard.stripe.com/settings/public)を設定して、トライアルの文字が正しく表示されるようにすることができます。 ### Stripe の機能を使用せずに要件を満たす方法 Stripe のトライアル機能を使用せずにトライアルやプロモーションを提供する場合にも、[要件](https://support.stripe.com/questions/2020-visa-trial-subscription-requirement-changes-guide)に準拠する必要があります。[invoice.upcoming](https://docs.stripe.com/api/events/types.md#event_types-invoice.upcoming) イベントをリッスンして、メール通知を送信する時期を決定できます。プロモーションが終了したことを示すテキストを明細書表記に追加するには、以下を実行します。 - `customer.subscription.updated` イベントをリッスンします - トライアルまたはプロモーションが終了したかどうかを確認します - サブスクリプションの `latest_invoice` の[明細書表記](https://docs.stripe.com/api/invoices/update.md#update_invoice-statement_descriptor)を更新します 最新の請求書は、作成後 1 時間以内の、下書きステータスである間に更新する必要があります。 ## 支払い方法を収集せずに無料トライアルを作成する > 支払い方法を指定せずに無料トライアルを開始すると、潜在的な顧客は商品やサービスの試用が簡単になりますが、スパム発信者が架空の顧客、使用量、サブスクリプションを多数作成できることにもなります。ここでの登録フローを慎重に検討して、たとえば、無料トライアルサブスクリプションの開始前に、顧客にユーザーアカウントの作成と CAPTCHA の完了を求めるなど、実際の顧客の利用を簡単にする一方で、スパムボットが悪用しにくくなるようにすることをお勧めします。 ダッシュボード、API、Checkout で決済情報を収集せずに、サブスクリプションの無料トライアルに顧客を登録することができます。サブスクリプションを作成する際、トライアル期間中に顧客が支払い方法を指定しなかった場合にサブスクリプションをキャンセルまたは一時停止するように指定できます。サブスクリプションをキャンセルまたは一時停止するには、サブスクリプションを作成または更新するときに `trial_settings.end_behavior.missing_payment_method` パラメーターを設定します。 - **サブスクリプションをキャンセル**: 支払い方法が指定されずに無料トライアルのサブスクリプションが終了する場合、サブスクリプションが即時にキャンセルされます。将来、顧客が有料プランに登録する場合は、別のサブスクリプションを作成できます。利用可能な支払い方法がない状態でトライアルが終了した場合にサブスクリプションをキャンセルするには、`missing_payment_method=cancel` を設定します。 - **サブスクリプションの一時停止**: 支払い方法が指定されずに無料トライアルのサブスクリプションが終了する場合、サブスクリプションは一時停止され、再開されるまでサイクルは動きません。サブスクリプションが一時停止される場合は、(サブスクリプションの[支払いの回収](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/pause-payment.md)が一時停止される場合とは異なり) 請求書は生成されません。サブスクリプションが一時停止された後で顧客が支払い方法を追加した場合は、同じサブスクリプションを再開できます。サブスクリプションは無期限に一時停止したままにすることができます。利用可能な支払い方法がない状態でトライアルが終了した場合にサブスクリプションを一時停止するには、`missing_payment_method=pause` を設定します。 また、支払い方法が存在しない場合は、トライアルの終了時に請求書に `missing_payment_method=create_invoice` を設定します。請求書の確定時に支払い方法が指定されていない場合、サブスクリプションは `past_due` になります。 [無料トライアルに関するメッセージの設定](https://dashboard.stripe.com/settings/billing/automatic)で、顧客の決済情報を収集するためのリマインドメールを設定します。 ### 支払い方法が指定されない無料トライアルがキャンセルされるように設定する 顧客から決済情報を収集せずにサブスクリプションの無料トライアルを作成し、支払い方法が指定されないままトライアルが終了した場合にサブスクリプションがキャンセルされるように設定するには、ダッシュボード、API、または Checkout を使用します。 #### ダッシュボード ダッシュボードを使用して、支払いの詳細を収集することなく、顧客をサブスクリプションの無料トライアルに登録することができます。 1. ダッシュボードのサブスクリプションの設定で、**+サブスクリプションを作成する**を選択します。 1. 顧客と商品の情報を追加した後、**+無料トライアルを追加**を選択して、無料トライアルの期間の日数を入力します。 1. **無料トライアル終了時に支払い方法の指定がない場合は一時停止またはキャンセル**オプションを選択してから、**今すぐキャンセル**を選択します。[テストクロック](https://docs.stripe.com/billing/testing/test-clocks.md)を使用している場合は、トライアルの終了時まで進みます。サブスクリプションの次回の請求書は表示されません。 1. 支払い方法の指定がない状態でトライアルの終了時にサブスクリプションがキャンセルされた状況を知らせる `customer.subscription.deleted` イベントをリッスンします。 支払い方法を指定するか、**顧客に請求書をメールで送信する (決済ページへのリンク付き)** オプションを選択した場合、**無料トライアルの終了時に支払い方法の指定がない場合は一時停止またはキャンセルします**オプションは表示されません。 #### API 以下の API コールを使用して、決済情報を収集せずにサブスクリプションの無料トライアルに顧客を登録します。トライアルの終了時に支払い方法が指定されない場合、サブスクリプションはキャンセルされます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions \ -u "<>:" \ -d customer="{{CUSTOMER_ID}}" \ -d "items[0][price]"="{{PRICE_ID}}" \ -d trial_period_days=30 \ -d "payment_settings[save_default_payment_method]"=on_subscription \ -d "trial_settings[end_behavior][missing_payment_method]"=cancel ``` 既存のサブスクリプションを更新するには、次の API コールを使用します。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions/{{SUBSCRIPTION_ID}} \ -u "<>:" \ -d "trial_settings[end_behavior][missing_payment_method]"=cancel ``` #### Checkout Stripe Checkout を使用して、支払いの詳細を収集することなく、顧客をサブスクリプションの無料トライアルに登録することができます。 以下を指定して Checkout セッションを作成します。 - 以下が設定された `subscription_data` ディクショナリー。 - 無料トライアルの期間 (日数) に設定した `trial_period_days` フィールド。この例では、トライアル期間は 30 日です。 - 支払い方法を関連付けられずに無料トライアルが終了する場合にサブスクリプションがキャンセルされるようにする、`cancel` に設定された `trial_settings[end_behavior]` パラメーター。 - 値 `if_required` が指定された `payment_method_collection` フィールド。これにより、決済フローでの支払い情報の収集が任意であることが Stripe に示されます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/checkout/sessions \ -u "<>:" \ -d mode=subscription \ -d "line_items[0][price]"=price_abc \ -d "line_items[0][quantity]"=1 \ -d "subscription_data[trial_settings][end_behavior][missing_payment_method]"=cancel \ -d "subscription_data[trial_period_days]"=30 \ -d payment_method_collection=if_required \ --data-urlencode success_url="https://example.com/success" ``` Checkout セッションの作成時に、サブスクリプションで `trial_settings.end_behavior.missing_payment_method=cancel` フィールドを設定するか、`subscription_data` フィールドでサブスクリプションを設定した場合は、トライアルの終了前に支払い方法が指定されていなければ、サブスクリプションがキャンセルされます。 ### 支払い方法が指定されない無料トライアルが一時停止されるように設定する 顧客から決済情報を収集せずにサブスクリプションの無料トライアルを作成し、支払い方法が指定されないままトライアルが終了した場合にサブスクリプションが一時停止されるように設定するには、ダッシュボード、API、または Checkout を使用します。 #### ダッシュボード ダッシュボードを使用して、支払いの詳細を収集することなく、顧客をサブスクリプションの無料トライアルに登録することができます。 1. ダッシュボードのサブスクリプションの設定で、**+サブスクリプションを作成する**を選択します。 1. 顧客と商品の情報を追加した後、**+無料トライアルを追加**を選択して、無料トライアルの期間の日数を入力します。 1. **無料トライアル終了時に支払い方法の指定がない場合は一時停止またはキャンセル**オプションを選択してから、**一時停止**を選択します。[テストクロック](https://docs.stripe.com/billing/testing/test-clocks.md)を使用している場合は、トライアルの終了時まで進みます。サブスクリプションの次回の請求書は表示されません。 1. 支払い方法の指定がない状態でトライアルの終了時にサブスクリプションが一時停止した状況を知らせる `customer.subscription.paused` イベントをリッスンします。 支払い方法を指定するか、**顧客に請求書をメールで送信する (決済ページへのリンク付き)** オプションを選択した場合、**無料トライアルの終了時に支払い方法の指定がない場合は一時停止またはキャンセルします**オプションは表示されません。 #### API 以下の API コールを使用して、決済情報を収集せずにサブスクリプションの無料トライアルに顧客を登録します。トライアルの終了時に支払い方法が指定されない場合、サブスクリプションは一時停止されます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions \ -u "<>:" \ -d customer="{{CUSTOMER_ID}}" \ -d "items[0][price]"="{{PRICE_ID}}" \ -d trial_period_days=30 \ -d "payment_settings[save_default_payment_method]"=on_subscription \ -d "trial_settings[end_behavior][missing_payment_method]"=pause ``` 既存のサブスクリプションを更新するには、次の API コールを使用します。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions/{{SUBSCRIPTION_ID}} \ -u "<>:" \ -d "trial_settings[end_behavior][missing_payment_method]"=pause ``` #### Checkout Stripe Checkout を使用して、支払いの詳細を収集することなく、顧客をサブスクリプションの無料トライアルに登録することができます。 以下を指定して Checkout セッションを作成します。 - 以下が設定された `subscription_data` ディクショナリー。 - 無料トライアルの期間 (日数) に設定した `trial_period_days` フィールド。この例では、トライアル期間は 30 日です。 - 支払い方法を関連付けられずに無料トライアルが終了する場合にサブスクリプションが一時停止されるようにする、`pause` に設定された `trial_settings[end_behavior]` パラメーター。 - 値 `if_required` が指定された `payment_method_collection` フィールド。これにより、決済フローでの支払い情報の収集が任意であることが Stripe に示されます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/checkout/sessions \ -u "<>:" \ -d mode=subscription \ -d "line_items[0][price]"=price_abc \ -d "line_items[0][quantity]"=1 \ -d "subscription_data[trial_settings][end_behavior][missing_payment_method]"=pause \ -d "subscription_data[trial_period_days]"=30 \ -d payment_method_collection=if_required \ --data-urlencode success_url="https://example.com/success" ``` Checkout セッションの作成時に、サブスクリプションで `trial_settings.end_behavior.missing_payment_method=pause` フィールドを設定するか、`subscription_data` フィールドでサブスクリプションを設定した場合は、トライアルの終了前に支払い方法が追加されていなければ、サブスクリプションが一時停止します。 ### トライアルの終了前に顧客から決済の詳細を収集する 顧客のトライアルの期限が近づいたときにリマインダーメールを自動的に送信するようにサブスクリプションを設定します。トライアルを提供する際は、カードネットワークの要件に準拠する必要があります。詳しくは[トライアルとプロモーションの法令遵守要件](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/trials.md#compliance)をご覧ください。 ### イベント [イベント](https://docs.stripe.com/api.md#event_types)は、無料トライアルが変更されるたびにトリガーされます。システムでイベントが適切に処理されていることを確認してください。たとえば、無料トライアルが終了する前に顧客にメールを送信することもできます。詳しくは、[サブスクリプションイベントの処理](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/webhooks.md#events)をご覧ください。 次の表では、無料トライアル終了前、トライアルサブスクリプションを一時停止またはキャンセルする場合、およびサブスクリプションを再開して有効になった場合にトリガーされるイベントについて説明しています。 | イベント | 説明 | ユースケース | | -------------------------------------- | ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ | | `customer.subscription.deleted` | サブスクリプションが終了すると送信されます。 | このイベントへの対応として商品へのアクセスの提供を停止します。支払い方法の指定がなく、サブスクリプションの `missing_payment_method` の終了時の動作が `cancel` に設定されている場合は、無料トライアルが終了すると、サブスクリプションは `canceled` ステータスに移行し、このイベントを送信します。 | | `customer.subscription.resumed` | サブスクリプションが一時停止されなくなったときに送信されます。このイベントを受け取ったら、サブスクリプションが一時停止されていたときに商品へのアクセスが取り消されていた場合には、商品へのアクセスを顧客に付与します。 | 一時停止されたサブスクリプションが再開されると、有効なサブスクリプションに変換されます。サブスクリプションを再開すると、請求書と対応する支払いインテントが生成される場合があります。この支払いが行われないと、サブスクリプションが `paused` ステータスから移行できません。 | | `customer.subscription.paused` | サブスクリプションが完全に一時停止されると送信されます。サブスクリプションが再開されるまで請求は発生しません。このイベントを受け取ったら、顧客が支払い方法を追加して、サブスクリプションが再開されるまで、商品への顧客のアクセスを取り消すことができます。 | このイベントへの対応として商品へのアクセスの提供を停止します。支払い方法の指定がなく、サブスクリプションの `missing_payment_method` の終了時の動作が `pause` に設定されている場合は、無料トライアルが終了すると、サブスクリプションが `paused` ステータスに移行し、このイベントを送信します。この場合サブスクリプションは、明示的に再開されるまで `paused` のままになります。 | | `customer.subscription.trial_will_end` | トライアル期間終了の 3 日前に送信されます。トライアル期間が 3 日未満になると、このイベントがトリガーされます。 | トライアル期間終了の 3 日前に、顧客にメールを自動送信するように、サブスクリプションを設定します。 | ### カスタマーポータルを使用して支払いを回収する 支払い方法を収集せずに顧客のサブスクリプションを作成した後、顧客を Billing カスタマーポータルにリダイレクトして、支払いの詳細を追加してもらうことができます。 まず、[Billing カスタマーポータル](https://docs.stripe.com/customer-management.md)を設定して、顧客がサブスクリプションを各自で管理できるようにします。 次に、顧客から請求先情報を収集します。 1. [`customer.subscription.trial_will_end` イベント](https://docs.stripe.com/api/events/types.md#event_types-customer.subscription.trial_will_end)をリッスンします。 1. サブスクリプションに [default payment method (デフォルトの支払い方法)](https://docs.stripe.com/api/subscriptions/object.md#subscription_object-default_payment_method) がない場合、[Customer API](https://docs.stripe.com/api/customers/retrieve.md) を使用して購入者のメールアドレスを取得し、お客様のサイトへのリンクが記載されたメッセージを送信します。メールに顧客 ID を埋め込むと便利です (例: `https://example.com?...&customer={{CUSTOMER_ID}}`)。 1. 顧客がサイトにアクセスしたら、前のステップの顧客 ID を使用してカスタマーポータルセッションを作成します。 1. 顧客をカスタマーポータルにリダイレクトします。顧客はここで支払いの詳細を使用してサブスクリプションを更新できます。 ### 顧客がカスタマーポータルでサブスクリプションを再有効化できるようにする カスタマーポータルを使用して、`paused` でサブスクリプションのトライアルが終了した顧客のサブスクリプションを有効にするには、ダッシュボードで新しいサブスクリプションを作成するときに、支払い方法の機能を使用せずに無料トライアルを有効にします。 ### トライアルの終了前にリマインドメールを送信する トライアル期間が終了する前にリマインダーメールを送信するには、[サブスクリプションとメールの設定](https://dashboard.stripe.com/settings/billing/automatic)で **Stripe のオンラインページへのリンク**を選択します。リマインダーメールには、顧客が支払い情報を追加または更新するためのリンクが含まれています。無料トライアルのリマインダーメールは、*サンドボックス* (A sandbox is an isolated test environment that allows you to test Stripe functionality in your account without affecting your live integration. Use sandboxes to safely experiment with new features and changes)では送信されません。[無料トライアルのリマインダーを設定する](https://docs.stripe.com/billing/revenue-recovery/customer-emails.md#trial-ending-reminders)方法については、こちらのページでご確認ください。 独自のメールを顧客に送信するには、`customer.subscription.trial_will_end` イベントを使用します。ダッシュボードにイベントが表示された後に、メールが送信されたことが確認されます。 ### 顧客がトライアルの終了前に支払い情報を提供した場合はトライアルを変換する サブスクリプションと次回の請求書は、トライアルの開始時に作成され、顧客が支払い方法を指定しているときはトライアルの終了時に有効になります。 ### 支払い方法が指定されていない場合に一時停止を設定する 無料トライアルが終了した後、個別のサブスクリプションでデフォルトの支払い方法を利用できない場合は、そのサブスクリプションを一時停止するように設定することができます。 一時停止中でもサブスクリプションを更新することができます。サブスクリプションの一時停止中は顧客は請求されないため、通常は比例配分を生成する更新 (アイテムの追加、価格やプランの変更、数量の変更など) によって比例配分のラインアイテムが生成されることはありません。サブスクリプションが `paused` ステータスに移行した後でトライアルを延長する場合は、トライアルを設定する前に、サブスクリプションを再開する必要があります。 Stripe は、サブスクリプションと顧客の `default_source` と `default_payment_method` を調べて、トライアルの終了時にサブスクリプションの支払い方法が指定されていないかどうかを判断します。 ### 一時停止されているサブスクリプションを再開する 一時停止したサブスクリプションを再開するには、ダッシュボード、API、カスタマーポータル、またはオンライン請求書ページを使用します。 #### ダッシュボード ダッシュボードで一時停止されたサブスクリプションを再開するには、サブスクリプションに移動し、**アクション**メニューから**サブスクリプションを再開**を選択します。顧客にすぐに請求するには、**サブスクリプションを再開**モーダルで**請求期間をリセット**または**常に請求書を発行** (請求期間をリセットしない場合) を選択します。 #### API 一時停止されていたサブスクリプションが再開される場合、サブスクリプションの再開は即時に開始されます。`resume` エンドポイントでは、サブスクリプションを再開して、必要に応じて `billing_cycle_anchor` の日付を変更したり、比例配分を作成したりすることができます。 `billing_cycle_anchor` 値が `unchanged` の場合、`proration_date` (デフォルトは `now`) から現在の請求期間の終了までの期間部分に対して借方の比例配分が作成されます (`proration_behavior=none` でない場合)。これにより、`proration_behavior=always_invoice` の場合には現在の期間の請求書も作成されます。 一時停止されたサブスクリプションを再開するには、`resume` エンドポイントを使用します。再開する前にサブスクリプションで支払い方法を指定する必要はありませんが (たとえば、顧客が支払いを提供する前に請求書を生成または表示する場合)、サブスクリプションを再有効化する前に請求書の支払いが行われている必要があります。関連付けられた支払いインテントに支払い方法が設定されておらず、確定されていない場合、請求書は 23 時間後に自動的に無効になります。 サブスクリプションを再度有効にすると、`items.current_period_start` と `items.current_period_end` のタイムスタンプは、現在の期間の開始日と終了日になるように調整されます。`billing_cycle_anchor=now` の場合は `items.current_period_start == now` となり、トライアル終了後の移行と同様に新しいサイクルが開始されます。 #### カスタマーポータル [カスタマーポータルを使用して支払いを回収](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/trials.md#use-the-customer-portal-to-collect-payment)してから、顧客をカスタマーポータルに[リダイレクト](https://docs.stripe.com/customer-management/integrate-customer-portal.md#redirect)します。顧客は、**サブスクリプションを開始**を選択して、支払い方法を追加し、サブスクリプションを再開することができます。 #### オンライン請求書ページ [オンライン請求書ページ](https://docs.stripe.com/invoicing/hosted-invoice-page.md)で一時停止されたサブスクリプションを再開するには、支払い方法を指定してから、**承認して支払う**を選択します。 ### サブスクリプションの請求書作成 一時停止されたサブスクリプションでは請求書は作成されません。請求書を引き続き作成する場合は、`pause_collection` を使用して支払いの回収を停止し、請求書を作成して請求期間を先に進めます。 一時停止したサブスクリプションが再開されたときに生成される請求書をプレビューするには、[subscription_details.resume_at](https://docs.stripe.com/api/invoices/create_preview.md#create_create_preview-subscription_details-resume_at) を指定します。 ## トライアルを特定の請求サイクルアンカーと組み合わせる トライアルを `billing_cycle_anchor` と組み合わせると、無料期間の後に比例配分期間が続き、請求期間が固定されます。この機能は API で使用できます。 たとえば、7 月 15 日から 7 日間の無料トライアルを顧客に提供し、8 月 1 日から通常の請求を開始したいとします。 - 7 月 15 日に、顧客に 7 日間の無料トライアルを提供します (7 月 22 日まで)。 - 顧客は 7 月 22 日に、8 月 1 日までの期間の日割り金額の請求書を受け取ります。 - 顧客には 8 月 1 日に全額が請求され、その後 9 月 1 日に、という具合に全額が請求されます。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/subscriptions \ -u "<>:" \ -d customer="{{CUSTOMER_ID}}" \ -d "items[0][price]"="{{PRICE_ID}}" \ -d trial_end=1753170047 \ -d billing_cycle_anchor=1627801200 ``` `trial_end` を使用して、既存のサブスクリプションの請求期間を変更することもできます。詳細については、[既存サブスクリプションの請求期間を変更](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/billing-cycle.md#changing)を参照してください。 ## See also - [商品と価格](https://docs.stripe.com/products-prices/overview.md) - [Price (価格)](https://docs.stripe.com/api.md#prices) - [Subscription (サブスクリプション)](https://docs.stripe.com/api.md#subscriptions) - [サブスクリプション請求期間の管理](https://docs.stripe.com/billing/subscriptions/billing-cycle.md)