動的な決済手段
決済手段を動的に並べ替えて表示することで、決済手段のコードを簡素化します。
動的な決済手段は、デフォルトの Stripe システムの一部であり、ダッシュボードから決済手段を設定できます。コーディングは不要です。Payment Element または Checkout のシステムで動的な決済手段を使用する場合、Stripe は、各顧客に最も関連性の高い決済手段を動的に表示するロジックを処理して、コンバージョン率を最大化します。動的な決済手段では、カスタマイズ機能も利用して、決済手段のカスタマイズと実験を行うことができます。
動的な決済手段を使用して以下を行います。
- ダッシュボードでほとんどの決済手段を有効にして管理する
- 個々の決済手段の対象要件を指定する必要をなくす
- 顧客のデバイス、所在地、現地通貨などの要因に基づいて、コンバージョンを最大限に高めるために、対象となる決済手段を動的に並べます
- 決済手段が買い手に表示される際のルールを設定する
- 新たな決済手段を買い手に展開する前に、新たな決済手段の A/B テストを実行する
導入オプション
Stripe で取引ごとに対象となる決済手段がフロントエンドに表示されるロジックが処理されるようにあうるには、動的な決済手段で Checkout または Payment Element を使用します。プラットフォームアカウントがある場合は、Connect の導入に従ってください。
動的な決済手段に移行する
ダッシュボードベースのカスタマイズ機能
動的な決済手段で次の機能にアクセスし、決済手段の表示方法と表示タイミングを制御します。
機能 | 説明 |
---|---|
決済手段のルール | 金額や買い手の所在地に基づいてターゲット設定のパラメーターを設定し、決済手段を表示する方法をカスタマイズします。 |
A/B テストの決済手段 | 決済手段をトラフィックの割合に応じて有効にして、実験を行い、それが購入完了率、平均注文額、他の決済手段から転換した金額の変化に与える影響を確認します。 |
決済手段の設定 | 1 回限りの購入には特定の決済手段のみを表示し、継続的な購入には別の決済手段のみを表示するなど、複雑なロジックを使用して、決済シナリオごとに異なる決済手段のセットを作成します。 |
決済手段の設定コンポーネントを埋め込む | 決済手段の設定ページをウェブサイトに直接埋め込み、ユーザーが決済手段を管理できるようにします。 |