税金を徴収する
Stripe Checkout で 1 回限りの支払いの税金を徴収する方法は以下のとおりです。
Stripe Tax を利用すると、Checkout の使用時に 1 回限りの支払いと継続支払いに対する税金を計算できます。Stripe Tax を有効にして、Checkout でのすべての購入とサブスクリプションに対する税金を自動計算できます。
Checkout セッションを作成する
Checkout Sessions は、1 回限りの購入と継続購入に対して作成できます。
新規顧客の税金を計算する際に、Checkout は提供された配送先住所または請求先住所を確認して使用します。既存の顧客の場合、Checkout は、顧客に関連付けられた配送先住所または請求先住所を確認して、税金計算に使用します。既存の顧客の新しい請求先住所または配送先住所が取り込まれた場合、Checkout で以前の請求先住所または配送先住所が自動的に上書きされることはありません。顧客住所の変更を明示的にリクエストする必要があります。
Apple Pay および Google Pay
Checkoutで Stripe Tax を使用しているときに Google Pay が決済手段として提供されるようにするには、配送先住所の収集を要求するか、既存の顧客に保存された配送先住所を提供する必要があります。Stripe Tax での Apple Pay は、顧客のブラウザーが Apple Pay バージョン 12 以上をサポートしている場合にのみ表示されます。
新規顧客の税金を計算する
Checkout セッションの作成時に既存の顧客を渡さないときは、Checkout によって新規顧客が作成され、請求先住所と配送先情報が自動的に保存されます。Checkout はセッションで入力された配送先住所を使用して顧客の場所を判別し、税金を計算します。配送先情報を収集しない場合、Checkout は請求先住所を使用します。
オプション既存の顧客の税金を計算する
既存の顧客の Checkout セッションで税金を計算するには、セッションを作成する際に、automatic_
パラメーターを true
に設定します。税金は、顧客の既存の住所、または決済時に収集された新しい住所に基づいて計算できます。
税金計算に顧客の既存の住所を使用する
既存の顧客の住所をすでに収集している場合は、決済フローで収集した住所ではなく、すでに収集されている住所にを基準にして税金を計算できます。
Checkout で税金計算に使用される顧客の住所
利用可能であれば、Checkout は顧客の保存済みの配送先住所を税金の計算に使用します。利用できない場合、Checkout は顧客の保存済みの請求先住所を税金の計算に使用します。
顧客の住所が満たさなければならない要件
既存の住所を使用して税金を計算する場合、顧客の有効な配送先住所または請求先住所が保存されている必要があります。顧客の customer.tax.automatic_tax プロパティを確認することで、保存された顧客の住所が有効かどうかを確認できます。
customer.
の値がtax. automatic_ tax supported
またはnot_
の場合、保存された住所が有効であり、その顧客の Checkout セッションで Stripe Tax を有効にできます。collecting
Checkout の際に収集された住所を税金計算に使用する
Checkout は、顧客の新しい請求先住所または配送先住所を保存するように設定できます。この場合、Checkout は決済時に入力された住所を使用して税金を計算します。
Checkout が税金計算に使用する住所
配送先住所を収集する場合、Checkout はセッションに入力された配送先住所を使用して税金を計算します。収集しない場合、Checkout はセッションに入力された請求先住所を使用して税金を計算します。
Checkout の際に収集された住所の保存先
配送先住所を収集している場合、Checkout はセッションで入力された配送先住所を、顧客の customer.shipping.address プロパティに保存します。収集していない場合、Checkout はセッションで入力された請求先住所を、顧客の customer.address プロパティに保存します。どちらの場合も、税金計算に使用する住所によって既存の住所が上書きされます。
Checkout で配送先住所を収集している場合には、customer_
プロパティを auto
に設定します。これにより、Checkout から顧客に配送先情報をコピーできます。
Checkout で配送先住所を収集しておらず、決済時に入力された請求先住所を税金計算に使用する場合は、顧客に請求先住所を保存する必要があります。customer_
プロパティを auto
に設定して、新しく入力された住所が指定した顧客にコピーされるようにします。
オプションレスポンスを確認する
Checkout セッションリソースの total_details.amount_tax プロパティに計算された税額が表示されるため、最新の税金額はここで確認できます。また、ダッシュボードを使用して、各支払いの税金額を確認することもできます。