決済用の URL リンクを追跡する

URL パラメーターと UTM コードを使用して決済用の URL リンクを追跡します。

決済用の URL リンクを、URL パラメーターと Urchin Tracking Module (UTM) コードに変更し、顧客の行動とマーケティング戦略の有効性に関するインサイトを得ることができます。これらのツールは、最大の購入完了率につながるトラフィックのソースとマーケティングキャンペーンを特定するのに役立ちます。

UTM コードを使用してキャンペーンを追跡する

UTM コードを使用すると、顧客が決済用の URL リンクを使用して支払いを行う際に、どのようにしてサイトを見つけたかを追跡することができます。URL のクエリ文字列にパラメーターとして次の UTM コードを追加することができます。決済用の URL リンクが現在対応している UTM コードは、utm_source、utm_content、utm_medium、utm_term、utm_campaign です。

パラメーター	説明
`utm_source`	トラフィックの発生元を特定します (Web サイト名、ソーシャルメディア、検索エンジンなど)。
`utm_content`	顧客が選択したコンテンツを特定します。このパラメーターは、同じ決済ページを指す複数のリンクを区別するために使用します。
`utm_medium`	決済フォームへのリンクにアクセスするマーケティングメディアを特定します (メール、クリック単価 (CPC) など)。
`utm_term`	有料検索広告で使用された具体的な検索語句とキーワードを特定します。
`utm_campaign`	決済フォームへのリンクの URL を使用するマーケティングキャンペーンを特定します。

UTM コードを追加するには、確認の動作として redirect を指定します。顧客が支払いを完了すると、リダイレクト URL には、決済用の URL リンクで指定された UTM コードのパラメーターが含まれます。UTM コード https://buy.stripe.com/test_eVa5nPg1j1wmfXq5kr?utm_medium=earned_email&utm_source=marketo&utm_campaign=campaign_a を追加した決済用の URL リンクの表示を次に示します。

注意

150 文字までの英数字、ダッシュ、アンダースコアを使用して UTM コードを作成します。無効な値は通知なく破棄されるため、決済用の URL リンクのパフォーマンスは影響を受けません。

URL パラメーターを使用して照合を効率化する

client_reference_id URL パラメーターを使用すると、照合を効率化できます。支払い用の URL リンクのクエリ文字列で URL パラメーターを使用します。ダッシュボードの Payment Links ページから直接 URL パラメーターを設定するには、以下を行います。

修正対象の支払い用 URL リンクをクリックします。
コピーボタンの下向き矢印をクリックし、URL パラメーターを選択します。
ダイアログで、ドロップダウンメニューを使用して、クライアント参照 ID を選択します。
次の表に記載されている要件を満たす値を入力して、URL への参照を追加します。
自社の構築済みシステムで使用する修正済み URL をコピーします。

パラメーター	説明	構文
`client_reference_id`	`client_reference_id` を使用して、Checkout セッションに選択した一意の文字列を関連付けます。顧客 ID やカート ID (または同様のもの) を指定でき、お客様の内部システムでセッションを照合するために使用できます。このパラメーターを決済用のリンクに追加すると、支払いの完了時に checkout.session.completed Webhook で送信されます。	`client_reference_id` は、英数字、ダッシュ、アンダースコアで構成され、最大 200 文字までの任意の値を指定することができます。無効な値は通知なく破棄されますが、決済ページは引き続き正常に機能します。