Issuing の仕組み
法人向けカードプログラムの構築を開始する方法をご紹介します。
Stripe Issuing は、設定手数料なしでユーザー向けの法人向けカードプログラムを作成、管理、拡張できる Stripe のサービスとしてのバンキング (BaaS) API の一部です。利用の開始は簡単で、カードのデザインからリアルタイムでの取引の承認まで、プログラムのあらゆる詳細をプログラムで管理できます。多くのユーザーは、Stripe Treasury と併せて Stripe Issuing を構築してオープンループ型ウォレットにカードを関連付け、ユーザーに提供する資金移動機能を拡張しています。
プロセスを開始して、Issuing の利用資格を確認するには、営業チームにお問い合わせください。Issuing の実装と併せた Treasury の利用をご希望の場合は、Treasury のフォームに記入してください。
現在、Issuing はアメリカ、イギリス、多くの欧州経済領域 (EEA) 加盟国でご利用いただけます。ビジネスを設立した国と同じ国に居住する個人にカードを提供できます。ヨーロッパでビジネスを設立した場合、EEA 加盟国 (イギリスは含まれない) に居住する個人にカードを提供できます。全対応対象国の一覧については、グローバルな Issuing の詳細をご覧ください。
Issuing の一般的なユースケースは支出管理です。顧客は、プラットフォームで資金を保管し、ブランドカードでの支出を管理できます。
金融オファリングの構成要素
Stripe Issuing は、顧客向けの豊富な機能を持つ金融オファリングの構築に必要なツールとコンポーネントを提供します。
Stripe は、信頼できる複数の銀行と提携して、お客様が新しい金融サービス商品を構築するためのサービスとしてのバンキング (BaaS) インフラストラクチャーを提供します。
Mastercard と Visa の両方のカードネットワークとも提携しているため、カードを発行するネットワークを選択できます。両方のネットワークでカードを発行することもできます。
Issuing のアーキテクチャー
Stripe Connect では、連結アカウントとして、顧客をプラットフォームにアカウント登録します。これらの連結アカウントごとに、アカウント所有者を作成して、承認されたユーザーにカードを提供することができます。次の図は、Issuing 残高と Treasury 残高を使用する Stripe Issuing が実装されたプラットフォームを示しています。