API でバーチャルカードを作成する
カード保有者を作成してバーチャルカードを発行する方法をご紹介します。
Cards API またはダッシュボードを使用して、Mastercard または Visa (またはその両方) のバーチャルカードを作成できます。カード保有者は、作成後すぐにバーチャルカードを使用できるようになります。
カード保有者を作成
Cardholder (カード保有者) オブジェクトはカード発行の対象となる個人または法人を表します。カードに表示する名前と、請求先住所を指定して Cardholder
を作成します。請求先住所は、カード保有者がオンライン購入を行う際にリクエストされることが多く、通常は連結アカウントまたはお客様のプラットフォームのビジネスの住所になります。
カード保有者の作成時または後で更新する際には、デジタルウォレットなどの機能に必要な phone_
または email
などの情報も追加できます。また、preferred_
を指定すると、3D セキュアなどの機能で使用されるカード保有者の言語をカスタマイズすることもできます。
Stripe は指定された情報が格納された Cardholder
オブジェクトを返し、issuing_
Webhook イベントを送信します。
個人タイプのカード保有者の要件
カード保有者のタイプはデフォルトで individual
に設定されますが、必要に応じて company
タイプを設定することもできます。
Stripe が規制上のガイドラインに従って審査する個人のカード保有者の姓と名の値を入力してください。また、生年月日の入力も検討してください。入力することで、ウォッチリストの審査を削減できる可能性があります。
認証済みユーザー利用規約を承諾する
Celtic Bank がサポートするプログラムで個人にカードを発行する場合 (company
タイプのカード保有者の場合は不要)、その保有者のカードの利用を可能にする前に、カード保有者の Celtic Bank の認証済みユーザー利用規約への同意を記録する必要があります。アカウント保有者およびカード保有者に提示する必要がある規約の種類について、詳細は Issuing と Treasury に必要な規約をご覧ください。
該当する場合、Stripe は Cardholder
オブジェクトの requirements
プロパティでこの要件を通知します。
{ "id": "ich_1MGlTC2eZvKYlo2CJnowP9Z5", "name": "Jenny Rosen", ... "requirements": { "disabled_reason": "requirements.past_due", "past_due": [ "individual.card_issuing.user_terms_acceptance.date", "individual.card_issuing.user_terms_acceptance.ip", ], }, ... }
Cardholder
の代理で規約を承認するには、カード保有者が規約を承認した時間の Unix タイムスタンプに加え、カード保有者の IP アドレスを渡します。
カード有効化の要件を満たしたら (氏名と利用規約への同意の証明など)、そのカード保有者のカードを有効化できます。
カードを作成
Card (カード) を作成し、カード保有者に割り当てます。このリクエストには Cardholder
オブジェクトの ID、currency
、および type
として virtual
が含まれます。
Stripe は、作成後すぐに Card
オブジェクトを返し、issuing_
Webhook イベントを送信します。
カードを有効化
カードでオーソリが承認されるには、カードの status
を active
に設定する必要があります。期限切れの要件があると、カードの有効化はブロックされます。
作成時に有効化する
カードは、ダッシュボードまたは API を使用して、作成時に有効化できます。ダッシュボードでは、カードを作成する際にActivate card (カードを有効にする) をクリックします。API を使用する場合は、カード作成エンドポイントを使用する際に、status
を active
に設定します。
作成後に有効化する
別の方法として、非アクティブなカードを作成した後で、このカードをダッシュボードまたは API を使用して有効化することもできます。ダッシュボードを使用して有効化するには、有効化するカードを選択して、Activate card (カードを有効にする) をクリックします。API を使用して有効化する場合は、カード更新エンドポイントを使用して status
を active
に設定します。
ブロック後に再度有効にする
取引で誤った PIN を複数回入力するとカードが無効化され、以降のオーソリができなくなる場合があります。カードをもう一度有効にするには、ダッシュボードまたはカード更新 API を使用してカードの status
を active
に設定します。