顧客にメールを送信する
請求書メールを設定して顧客に送信します。
顧客に重要なメール通知とリマインドメールを送信するように Stripe の設定を行います。メール通知には、Stripe 上のオンラインページへのリンク、または顧客が支払い情報の確認や更新、サブスクリプションの管理に使用できる固有のカスタム URL を含めることができます。
請求書のコンプライアンス
顧客のメールアドレス
以下の場合に顧客にメール通知またはリマインドメールを送信するように、Stripe を設定できます。
- 支払いが失敗した場合。
- Stripe による請求書の確定後。
- 請求書の支払い後に領収書を送付する場合。
- 支払いに 3D セキュアが必要な場合。
- 登録されているカードの有効期限が近づいている場合。
- 1 回限りの請求書が全額支払われていない場合。
- クレジットノートが作成された場合。
- 返金が発行される場合。
- サブスクリプションのトライアル期間が間もなく終了する場合。
- サブスクリプションのキャンセルが行われた場合。
メール通知やリマインドメールの送信を開始する前に、ブランディングをカスタマイズできます。

顧客にカード情報の更新への対応を依頼する
メールリマインダーと通知を設定する
顧客に送信するメールの種類を選択し、以下のセルフサービス設定を実装します。
- 顧客が決済手段を更新するための方法。
- 顧客がサブスクリプションを管理、更新、キャンセルするための方法。
このメールには、Stripe 上のオンラインカスタマーポータルへのリンク、または決済手段を更新するための専用ページに誘導するカスタム URL が含まれます。また、顧客がサブスクリプションを管理するための専用ページのリンクを含めることもできます。メールを受信する顧客が複数いる場合、メールに Stripe 上の URL とカスタム URL を混在させることはできません。
カスタム URL を使用する際、顧客がリンクを開いたメールの種類を特定するために、stripe_
という名前のクエリパラメーターが Stripe によって追加されます。stripe_
の値は、free_
、upcoming_
、invoice_
、failed_
のいずれかになります。
顧客へのメールを有効にするには、以下の手順に従います。
- Stripe ダッシュボードで、設定 > Billing > サブスクリプションとメールに移動します。
- メール通知と顧客管理で、顧客に送信するメール通知の種類を選択します。
- 決済手段の更新で、顧客を Stripe 上のオンラインカスタマーポータルまたは自社のサブスクリプション管理ページにリダイレクトするよう設定できます。
- サブスクリプション管理で、顧客を Stripe 上のオンラインカスタマーポータルまたは自社のサブスクリプション管理ページにリダイレクトするよう設定できます。
規制へのコンプライアンス
FTC とカリフォルニア州法に準拠するために、Stripe Billing はほぼワンクリックのキャンセルプロセスを提供し、顧客がサブスクリプションを管理しやすい仕組みを整えています。コンプライアンスリスクを回避するには、サブスクリプション管理を有効にして、請求書メールにその管理用リンクを記載するのが効果的です。
未払い請求書に対する自動メールリマインダー
未払い請求書に関する顧客向けの自動リマインドメールを有効にするには、以下の手順に従います。
- Stripe ダッシュボードで、設定 > Billing > サブスクリプションとメールに移動します。
- 顧客に送信済みの請求書の管理で、継続請求書が未払いの場合にリマインダーを送信を選択します。
- 請求書の期限切れの前、発生時、または期限切れ後のどの時点で、Stripe からリマインドメールを送信するかを選択します。事前定義されたオプションセットから選択が可能です。
カスタムメールドメインを設定して確認すると、Stripe はそのドメインから請求書のメールを送信します。
リマインドメール
ダッシュボードまたは API を使用して、1 回限りの請求書リマインダーを顧客に送信できます。有効期限が切れるカードについてリマインドメールを送信するには、メール通知と顧客管理に移動して、有効期限が切れるカードについてメールを送信するを有効にします。
メール通知
顧客にメール通知を送信するには、ダッシュボードのメール通知と顧客管理で必要な設定を行います。
- カード決済が失敗した場合にメール通知を送信するには、カード決済が失敗した場合にメールを送信するを有効にします。
- 未払いの 1 回限りの請求書のリマインダーをメールで送信するには、高度な請求機能に移動します。
- 確定した請求書をメールで送信するには、顧客に送信済みの請求書の管理に移動し、顧客に確定請求書とクレジットノートを送信するを選択します。
- 支払い完了後に領収書付きのメール通知を送信するには、メール設定に移動します。
注
顧客へのメールを使用して売上を回収する方法をご確認ください。
3D セキュアの支払い
登録されている顧客のカードに請求する際に、顧客が 3D セキュア認証を完了する必要があり、3D セキュアの設定でSend a Stripe-hosted link for cardholders to authenticate when required (カード保有者が必要に応じて認証するために、Stripe が提供するリンクを送信する) を有効にしている場合、Stripe はメールを送信します。このメールには、Stripe がオンラインで提供するページへのリンクが含まれ、顧客はここで支払いを確定することができます。
追加のメール受信者
ダッシュボードを使用して、顧客の Billing 関連メール (支払い成功後に送信される領収書を含む) に追加の受取人を指定できます。
注
現在、 Stripe API は、Billing 関連メールへの受取人の追加に対応していません。
- ダッシュボードの 顧客ページ に移動します。
- メール受信者を追加する顧客をクリックして、顧客の詳細ページを開きます。
- 左ペインの詳細セクションにある編集リンクをクリックして、顧客の更新ダイアログを開きます。
- 顧客の更新ダイアログの請求先情報セクションで、アカウントのメールアドレスと同じチェックボックスを選択解除します。
- (任意) 表示されるフィールドの値を、Billing のメールの「宛先」行に表示するメールアドレスのカンマ区切りリストに設定します。このフィールドを空白のままにすると、Stripe は引き続きアカウントのメールアドレスを使用します。
- 受取人を追加するリンクをクリックして、CC メールアドレスフィールドを表示します。このフィールドの値を、Billing の 請求書とサブスクリプションのメールの CC 行に記載するメールアドレスのカンマ区切りのリストに設定します。
前のステップを使用して顧客に受取人を追加すると、ダッシュボードから送信する請求書に Stripe は自動的にこれらのメールアドレスを事前入力します。
Stripe の請求書テンプレートを変更する
請求書テンプレートを設定することにより、自社のカスタムメールテンプレートを作成して、Stripe の構築済みメールと置き換えることができます。カスタムテンプレートは、すべての新しい請求書に適用されます。
支払いの成功時に顧客にメールを送信しないようにする
成功した支払いに関する顧客へのメール送信を停止するには、以下の手順を実行します。
- Stripe ダッシュボードで、設定 > ビジネス > 顧客のメールアドレスに移動します。
- Payments で 成功した支払い を無効にします。
顧客に自動請求し、支払い成功のメール通知を無効にした場合は、メール領収書が顧客に届きません。メール領収書の自動送信を設定するには、メール領収書と支払い済みの請求書をご覧ください。
Stripe の請求書メールを無効にして、独自のメールを送信する
Stripe は、Webhook を使用して、請求書の確定時、支払い時、または回収不能としてマークされた時などに請求書の変更を通知します。受信するイベントごとにカスタムメールを作成して配信することが可能です。確定した請求書メールを無効にしても、Stripe はカスタムメールに代わるリマインダーとして Webhook を送信し続けます。詳細については、Webhook エンドポイントと請求書をご覧ください。
メールへの PDF ファイルの添付
Stripe が請求書をメールで送信する際には、顧客の記録用に、同じ請求書の PDF を自動的に添付します。成功した支払いに対するメールが有効化され、請求書が自動請求に設定されている場合、領収書のメールには、元の請求書と請求書の領収書の両方の PDF が添付されます。この動作を無効にするには、請求書設定にアクセスしてください。
メールのログ
過去 30 日以内に送信された顧客メールのログは、顧客ページで確認できます。