ダッシュボードの基本
Stripe ダッシュボードは、アカウントを管理および設定できるようにするユーザーインターフェイスです。ダッシュボードを使用して、アカウントリソースへの移動、チームメンバーの招待、実装の監視などを行うことができます。
ホーム
ホーム画面では、お客様のアカウントのアクティビティーに関する情報を確認できます。分析やチャートによって、ビジネスのパフォーマンスに関する情報が提供されます。ホーム画面には、まだ返答していない不審請求の申請や本人確認など、お客様の対応を必要とする最近のアクティビティーも表示されます。
ダッシュボードをナビゲートする
ダッシュボードは、ビジネスの管理に使用される最も一般的なワークフローを基準にして構成されます。たとえば、支払いタブからは、アカウントの資金の入出金フローを管理することができます。
多くの場合は、API を使用しなくても、ダッシュボードを使用して支払いの返金、サブスクリプションのキャンセルなど、特定のアクションを実行できます。設定オプションと各設定には、ダッシュボードの設定からアクセスできます。
キーボードショートカット
ダッシュボードは、一般的な操作のキーボードショートカットをサポートしています。ダッシュボードのどのページでも ? を押すと使用できるショートカットの一覧が表示されます。
チームメンバーのアクセス権
チームメンバーを招待してダッシュボードへのアクセス権を付与し、ビジネスの管理を手伝ってもらうことができます。各チームメンバーに設定できるアクセス権限はさまざまです。たとえば、カスタマーサービスチームのメンバーにダッシュボードへのアクセスを許可し、返金や不審請求の申請に対応してもらうことができます。
実装を監視する
開発者ダッシュボードには、組み込みのパフォーマンスと正常性に関する情報が表示されます。ここでは、リアルタイムチャートを使用した API と Webhook 使用状況の表示、API バージョンのアップグレード、エンドポイントやタイプを基準に絞り込んだ API エラーの確認などができます。
Stripe は、お客様の API キーを使用して実行されたリクエストが成功であっても、失敗であっても、すべてログに記録します。各ログには、元のリクエスト、その成否、Stripe からの応答、および関連付けられた API リソースへの参照に関する詳細が記録されます。
またダッシュボードでは、アカウントで発生する各イベントも確認できます。イベントとは、API リソースで発生した変化 (例: Charge オブジェクトを作成または更新した場合など) を表すもので、最新の情報が含まれます。
レポート作成と検索
取引データはすべて絞り込んで CSV 形式のレポートとしてエクスポートすることができます。また、アカウントのビジネス設定からは、月次レポートや QuickBooks 形式のエクスポートをダウンロードできます。
ダッシュボードの検索では、特定の情報の検索にさまざまな用語や演算子を使用して、結果数を絞り込むことができます。たとえば、顧客のメールアドレスやカード番号の末尾 4 桁を使用して特定の支払いを検索することができます。
さらに高度な検索およびレポート作成には、Stripe Sigma をご使用いただくと、ダッシュボードでお客様のすべてのデータをインタラクティブな SQL 環境として利用できるようになります。クエリを記述してカスタマイズされたレポートを生成できます。追加のレポートツールは必要ありません。
ブラウザの互換性
ダッシュボードが公式にサポートしている Web ブラウザとモバイル環境は以下のとおりです。
- Chrome と Firefox の最新の 20 のメジャーバージョン。
- Safari と Edge の最新の 2 つのメジャーバージョン。
- iOS のモバイル Safari の最新の 2 つのメジャーバージョン。