Stripe LINK カートリッジの操作とメンテナンス
Stripe LINK カートリッジの操作とメンテナンスの方法について説明します。
データストレージ
Stripe LINK カートリッジは、Commerce Cloud を拡大し、複数のデータポイントを格納します。
顧客プロファイル: Stripe アカウントにある顧客のレコードの情報の取得に使用される Stripe 顧客 ID。
stripeCustomerID(string)
: Stripe 顧客 ID を格納
Order/basket custom attributes (注文 / バスケットのカスタム属性):
stripePaymentIntentID(String)
: PaymentIntent ID を格納stripeIsPaymentIntentInReview(Boolean)
: 審査中の PaymentIntent を格納
Payment transaction custom attributes (支払い取引のカスタム属性):
stripeChargeId(string)
: 支払い ID を格納stripeChargeOutcomeData(text)
: 支払いの結果データを格納stripeClientSecret(string)
: client secret を格納stripeJsonData(text)
: Webhook JSON データを格納stripeOrderNumber(number)
: 注文番号を格納stripeSourceCanCharge(boolean)
: Stripe ソースが請求可能かどうかを格納stripeSourceId(string)
: Stripe ソース ID を格納
Payment transaction custom attributes (支払い取引のカスタム属性):
stripeChargeId(string)
: 支払い ID を格納stripeCardID(string)
: カード ID を格納stripeCustomerID(string)
: 顧客 ID を格納stripeDefaultCard(boolean)
: Stripe デフォルトカードを格納stripeClientSecret(string)
: client secret を格納stripePRUsed(boolean)
: 使用された支払いリクエストボタンを格納stripeSavePaymentInstrument(boolean)
: 支払い方法が保存されるかを格納stripeSourceID(string)
: Stripe ソース ID を格納
Custom objects (カスタムオブジェクト): カスタムオブジェクトは Business Manager にリストされています。Merchant Tools (加盟店ツール) > Custom Objects (カスタムオブジェクト) > Custom Objects (カスタムオブジェクト) に移動してカスタムオブジェクトのリストを表示します。
StripeWebhookNotifications
可用性
Stripe サービスレベル契約を参照してサービス固有のアップタイムを判断します。サービスに障害が発生した場合、取引を続行するためのフェールオーバーは存在しません。こうした場合には、わかりやすいエラーメッセージが送信されます。
フェールオーバーとリカバリプロセス
Stripe サービスが利用不能になった場合、ユーザはチェックアウトできません。サービスのステータスを使用して SFCC でサービスの可用性を追跡できます。
サポート
問題が発生した場合や、改善についてのご意見をお持ちの場合は、Stripe サポートまでご連絡ください。
LINK カートリッジをアップグレードする
アップグレードする前に、以下を行うことをお勧めします。
- ファイルとその他のカスタム依存関係をバックアップする
- テスト環境で LINK マーケットプレイスから最新バージョンをインストールする
- フロントエンド UI とバックエンドデータの連携をテストする
- モジュールの元のコードに行ったカスタマイズがあれば、コピーを取っておく
- モジュールのコードをカスタマイズした場合は、アップグレード後にそれらのカスタマイズを移植し、競合の可能性があれば解決する