納税登録

納税登録コンポーネントは、連結アカウントが税務コンプライアンスを管理できるようにします。連結アカウントは、納税登録をプラットフォームで直接管理することで、このコンポーネントと相互作用します。このコンポーネントはソフトウェアプラットフォーム に適しているため、連結アカウントが税金を徴収する義務を負います。

Stripe Taxを組み込むプラットフォームの場合、該当する管轄区域の連結アカウントの税務当局への登録に関する情報を収集する必要があります。連結アカウントは、税務登録をプラットフォームに追加する前に、税務当局に登録する必要があります。プラットフォームの税金を正確に計算して徴収するには、連結アカウントの納税登録情報を収集する必要があります。

納税登録コンポーネントは、納税登録 API を使用して、税務登録の一覧を連結アカウントに表示します。連結アカウントは、特定の場所で支払いにかかる税金を計算するうえで、納税登録コンポーネントで納税登録を追加する必要があります。連結アカウントが特定の地域における税計算の取りやめを希望する場合は、コンポーネントで納税登録を終了できます。

要件

• 組み込みは、Connect での Tax のソフトウェアプラットフォームのガイドに従う必要があります。これは、連結アカウントには税金を徴収する義務があるためです。
• まだの場合は、税金設定コンポーネントをレンダリングします。連結アカウントが税務コンプライアンスについて管理できるようにするには、税金設定コンポーネントと納税登録コンポーネントの両方が必要です。

納税登録コンポーネントを組み込む

アカウントセッションを作成するときに、components パラメーターに tax_registrations を指定して税務登録を有効にします。

curl https://api.stripe.com/v1/account_sessions \
  -u "
sk_test_BQokikJOvBiI2HlWgH4olfQ2
:" \
  -d account=
{{CONNECTED_ACCOUNT_ID}} \
  -d "components[tax_registrations][enabled]"=true

アカウントセッションを作成し、ConnectJS を初期化すると、フロントエンドに税務登録コンポーネントを表示できます。

// Include this React component
import {
  ConnectTaxRegistrations,
  ConnectComponentsProvider,
} from "@stripe/react-connect-js";

return (
  <ConnectComponentsProvider connectInstance={stripeConnectInstance}>
    <div>
      <h2>Tax Registrations</h2>
      <ConnectTaxRegistrations
        // Optional
        // displayCountries={["US", "CA", "DE"]}
        // onAfterTaxRegistrationAdded={({id: registrationId}) => console.log({registrationId})}
       />
    </div>
  </ConnectComponentsProvider>
);

制限事項

次の機能はダッシュボードと API で使用できますが、現在、税務登録コンポーネントではサポートされていません。

• 登録の開始日または終了日をスケジュール設定します。登録は、直ちに作成または終了することしかできません。
• 税務登録の作成時にアメリカの州売上税の選択を指定します。