即時入金プロモーション

即時入金を実行する機能と、即座に入金可能な資金額を表示する連結アカウント向けの UI コンポーネントをレンダリングします。連結アカウントは、コールトゥアクションボタンをクリックして、このコンポーネントを通じてインスタント入金を開始できます。

動的コンテンツを表示する

このコンポーネントは、即時入金の使用量を増やすため、連結アカウントごとに動的コンテンツ (ヘッダー、サブヘッダー、コールトゥアクションテキスト) を表示します。コンテンツは時間に基づいて変更される場合があります (例：週末)。

さらに、このコンポーネントは Instant Payouts の適格額を常に表示します。

表示ロジック

Stripe が決済損失に対して責任を負う連結アカウントの場合

このコンポーネントは、これらの条件が満たされ、Stripe が 決済による損失 の責任を負う場合にレンダリングされます。

• 連結アカウントがInstant Payoutsの適格資金を保有している(Stripeが決定)
• コンポーネントパラメータで、enabled が trueに設定されている

それ以外の場合、コンポーネントは UI をレンダリングしません。

プラットフォームが決済損失に対して責任を負う連結アカウントの場合

このコンポーネントは、これらの条件が満たされ、プラットフォームが 決済損失 に対して責任を負う場合に表示されます。

• プラットフォームがインスタント入金のサポート対象国にあり、連結アカウントがプラットフォームと同じ国にあり、現地通貨を使用している
• 連結アカウントが入金可能な資金を保有している
• コンポーネントパラメータで、enabled が trueに設定されている

それ以外の場合、コンポーネントは UI をレンダリングしません。

アカウントセッションを作成する

アカウントセッションを作成 する際、componentsパラメータで instant_payouts_promotion を指定して即時入金プロモーションコンポーネントを有効化します。このコンポーネントには instant_payouts 機能の有効化が必要です。

curl https://api.stripe.com/v1/account_sessions \
  -u "
sk_test_BQokikJOvBiI2HlWgH4olfQ2
:" \
  -d account=
{{CONNECTED_ACCOUNT_ID}} \
  -d "components[instant_payouts_promotion][enabled]"=true \
  -d "components[instant_payouts_promotion][features][instant_payouts]"=true

コンポーネントのレンダリング

アカウントセッションを作成し、ConnectJSを初期化 した後、フロントエンドで即時入金プロモーションコンポーネントをレンダリングできます。このコンポーネントは、プラットフォームが連結アカウントの使用状況を追跡できるよう、2 つのオプションのコールバックハンドラーを提供します。

const handlePromotionLoaded = ({promotionShown}) => {
  if (promotionShown) {
    // Logic specific to when promotion is shown (i.e. track in analytics)
  } else {
    // ...
  }
};

const handleInstantPayoutCreated = ({payoutId}) => {
  console.log('Instant Payout created:', payoutId);
};

const container = document.getElementById('instant-payouts-promotion-container');
const instantPayoutsPromotion = stripeConnectInstance.create('instant-payouts-promotion');

instantPayoutsPromotion.setOnInstantPayoutsPromotionLoaded(handlePromotionLoaded);
instantPayoutsPromotion.setOnInstantPayoutCreated(handleInstantPayoutCreated);

container.appendChild(instantPayoutsPromotion);