# Standard 連結アカウントで Connect を利用 Standard 連結アカウントを使用して、Connect をすぐに開始できます。連結アカウントの操作の大半は Stripe が処理します。 > #### 新しい Connect の連携機能 > > このページの情報は、レガシーの連結アカウントタイプをすでにご利用になっているプラットフォームにのみ該当します。新しい Connect プラットフォームを設定する場合、または連携システムが Accounts v2 API を使用している場合は、[連結アカウントの動作設定](https://docs.stripe.com/connect/accounts-v2/connected-account-configuration.md)をご覧ください。連携システムが Accounts v1 API を使用している場合は、[アカウントコントローラーのプロパティ](https://docs.stripe.com/connect/migrate-to-controller-properties.md#account-controller-properties)をご覧ください。 Standard アカウントを作成する際は、ここに記載されている手順をお勧めします。ユーザーにサービスを提供するために既存のアカウントにアクセスする必要がある拡張プログラムやアプリケーションの場合は、引き続き [OAuth](https://docs.stripe.com/connect/oauth-reference.md) を使用できます。 「Standard」連結アカウントは、通常の Stripe アカウントです。連結アカウントが Stripe に接続されている場合、[ダッシュボード](https://dashboard.stripe.com) へのログインや自身で請求の処理を行うことができます。 Stripe のサンプルシステムである [Kavholm](https://github.com/stripe-samples/connect-onboarding-for-standard) は、[Connect アカウント登録](https://stripe.com/connect/onboarding)を使用して、ユーザーにシームレスなアカウント登録体験を提供する方法を紹介しています。 ![Connect アカウント登録フォームのスクリーンショット](https://b.stripecdn.com/docs-statics-srv/assets/Kavholm-Seamless-Standard.78b64d90c0bf87130c8b6ba1ef53df7f.png) ## Standard アカウントで、Connect アカウント登録フローを使用する 1. [Connect の設定ページ](https://dashboard.stripe.com/account/applications/settings)に移動し、お客様のブランド の、名称、カラー、アイコンを使用してフォームの外観をカスタマイズします。Connect アカウント登録では、この情報は必須です。 1. `/v1/accounts` API を使用して新しいアカウントを[作成](https://docs.stripe.com/api/accounts/create.md)し、アカウント ID を取得します。アカウントリンクを生成する前に、ユーザのアカウントオブジェクトに情報を事前入力できます。以下のパラメータを渡す必要があります。 - `type` = `standard` > 新規アカウントを作成後、アカウントがダッシュボードに表示されることを確認します。 1. [Account Links](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) API を呼び出して、アカウントを登録するリンクを作成します。 1. お客様のプラットフォームのアカウント登録フローで、[Account Link (アカウントリンク)](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) によって返された `url` にユーザをリダイレクトします。 1. アカウントのその他の状態を処理し、必要に応じてアカウントを Connect アカウント登録フローにリダイレクトします。 1. 「オプション」: ダッシュボードで [Connect アカウント登録のオプション](https://dashboard.stripe.com/settings/connect/onboarding-options)を使用して、Connect アカウント登録フローに Tax や Climate などの追加の手順を追加することができます。 ## Standard アカウントの作成と情報の事前入力 [Create Account](https://docs.stripe.com/api/accounts/create.md) API を使用し、`type` を `standard` に設定して連結アカウントを作成します。任意の情報を事前入力できますが、少なくとも `type` を指定する必要があります。アカウントの国は、デフォルトでプラットフォームと同じ国が設定され、アカウントはアカウント登録中に選択を確定します。アカウントに必要な[ケイパビリティ](https://docs.stripe.com/connect/account-capabilities.md)を把握している場合は、アカウントの作成時にそれをリクエストできます。 > この例には、アカウント作成時に設定できるフィールドの一部のみが含まれています。 `address` や `website_url` など、設定可能なフィールドの一覧については、[Create Account API リファレンス](https://docs.stripe.com/api/accounts/create.md) をご覧ください。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/accounts \ -u "<>:" \ -d type=standard ``` ### 事前入力情報 (オプション) 連結アカウントの情報をすでに収集している場合は、`Account` オブジェクトにその情報を事前入力できます。個人情報や事業情報、外部のアカウント情報など、あらゆるアカウント情報を事前に入力できます。 `Account` を作成したら、`relationship.representative` を true に設定した [Person](https://docs.stripe.com/api/persons/create.md) を作成して、アカウント開設の責任者と、事前に入力したいアカウント情報 (氏名など) を表します。 ```curl curl https://api.stripe.com/v1/accounts/{{ACCOUNT_ID}}/persons \ -u "<>:" \ -d first_name=Jenny \ -d last_name=Rosen \ -d "relationship[representative]=true" ``` Connect アカウント登録で、事前入力された情報が要求されることはありません。ただし、アカウント所有者は [Connect 利用規約](https://docs.stripe.com/connect/service-agreement-types.md)に同意する前に、事前入力された情報を確認するよう求められます。 実装内容をテストする場合、[テストデータ](https://docs.stripe.com/connect/testing.md)を使用してアカウント情報を事前入力します。 ## アカウントリンクを作成する 以下のパラメーターを使用して [Account Links](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) API を呼び出すことで、アカウントリンクを作成できます。 - `account`: 前のステップで API から返されたアカウント ID を使用します - `refresh_url` - `return_url` - `type` = `account_onboarding` ```curl curl https://api.stripe.com/v1/account_links \ -u "<>:" \ -d "account={{CONNECTEDACCOUNT_ID}}" \ --data-urlencode "refresh_url=https://example.com/reauth" \ --data-urlencode "return_url=https://example.com/return" \ -d type=account_onboarding ``` ## ユーザをアカウントリンク URL にリダイレクトする [Account Links](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) リクエストへのレスポンスには、キー `url` の値が含まれます。ユーザーをこのリンクにリダイレクトして、フローに送ります。[Account Links](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) からの URL は、アカウント保有者の個人情報へのアクセスを許可するため、1 度しか使用できません。この URL にリダイレクトする前に、アプリケーションでユーザーを認証してください。Standard アカウントでアカウントリンクを作成した後は、[顧客確認](https://support.stripe.com/questions/know-your-customer) (KYC) 情報の読み取りや書き込みはできなくなります。最初のアカウントリンクを作成する前に、KYC 情報を事前入力してください。 > アカウントリンクの URL をメールやショートメッセージ、またはその他の方法で、プラットフォームのアプリケーション外に送信しないでください。URL は、アプリケーション内で認証済みのアカウント所有者に提供してください。 ## プラットフォームに戻るユーザを処理する Connect アカウント登録では、ユーザーをプラットフォームにリダイレクトするすべてのケースを処理するために、`return_url` と `refresh_url` の両方を渡す必要があります。ユーザーに最高の体験を提供するためには、これらを正しく実装することが重要です。 > テスト環境 (localhost でテストする場合など) では、`return_url` と `refresh_url` に HTTP を使用できますが、本番環境で使用できるのは HTTPS のみです。本番環境に移行する前に、必ずテスト用の URL を HTTPS URL に入れ替えてください。 #### return_url ユーザーが Connect アカウント登録フローを完了すると、Stripe はこの URL へのリダイレクトを行います。ただしこれは、すべての情報が収集されたことを意味するものでも、アカウントの要件がすべて満たされたことを意味するものでもありません。ユーザーがフローに正常に入り、そこから正常に出たことのみを意味します。 この URL を通じて状態が渡されることはありません。ユーザーを `return_url` にリダイレクトしたら、以下のいずれかを行ってユーザーのアカウントの `details_submitted` パラメーターの状態を確認します。 - `account.updated` *Webhook* (A webhook is a real-time push notification sent to your application as a JSON payload through HTTPS requests) をリッスンする - [Accounts](https://docs.stripe.com/api/accounts.md) API を呼び出して、返されたオブジェクトを調べる #### refresh_url 以下のケースでは、ユーザーは `refresh_url` にリダイレクトされます。 - リンクの期限が切れている (リンク作成後、数分が経過した) - ユーザーがすでにリンクを使用した (ユーザーがページを更新したか、ブラウザーで戻るボタンまたは進むボタンをクリックした) - お客様のプラットフォームがアカウントにアクセスできなくなった - このアカウントが拒否されている `refresh_url` はサーバでメソッドをトリガーし、同じパラメータを使用して [Account Link (アカウントリンク)](https://docs.stripe.com/api/account_links.md) を再度呼び出し、シームレスな体験を作成するためにユーザを Connect アカウント登録フローにリダイレクトします。 ## アカウント登録を完了していないユーザを処理する `return_url` にリダイレクトされたユーザーは、アカウント登録プロセスを完了していないことがあります。`/v1/accounts` エンドポイントを使用してユーザーのアカウントを取得し、`charges_enabled` を確認します。アカウント登録が完全でない場合は、UI プロンプトを表示し、ユーザーが後でアカウント登録を続行できるようにします。ユーザーは、新しいアカウントリンク (システムで生成された) で本番環境利用の申請を完了できます。アカウントの `details_submitted` パラメーターの状態を確認すると、ユーザーがアカウント登録プロセスを完了したかどうかを調べることができます。 ## Optional: Stripe Tax の納税義務の監視を有効にする Stripe Tax を使用すると、連結アカウントが決済の処理時に自身の[納税義務](https://docs.stripe.com/tax/monitoring.md)を監視できるようにすることができます。対象のアカウントが所定の税金しきい値を超えたときに Stripe から[通知](https://docs.stripe.com/tax/monitoring.md#tax-threshold-notifications)が送信されます。納税義務の監視を有効にするには、[Connect アカウント登録のオプション](https://dashboard.stripe.com/settings/connect/onboarding-options)で Stripe Tax の本番利用を可能にします。これによって、連結アカウントの[事前設定の税コード](https://docs.stripe.com/tax/products-prices-tax-codes-tax-behavior.md#product-tax-code)などの基本的な税務情報をリクエストするステップを追加でき、Stripe ダッシュボードにアクセスできる連結アカウントのアカウント登録プロセスに表示されるようになります。Stripe Tax はこの情報を使用して税金しきい値を超える時点を計算します。 [プラットフォームとして税金を徴収する](https://docs.stripe.com/tax/connect.md)方法をご確認ください。 ## See also - [支払いを作成する](https://docs.stripe.com/connect/charges.md) - [認証](https://docs.stripe.com/connect/authentication.md) - [OAuth リファレンス](https://docs.stripe.com/connect/oauth-reference.md)