連結アカウントの支払いと入金を一時停止する
連結アカウントにおける資金の入出金の流れを制御することで、リスク管理をサポートします。
プラットフォームは、ダッシュボードの連結アカウントの詳細ページから、マイナス残高の責任を負うアカウント (Express アカウントと Custom アカウントを含む) での支払いまたは入金を一時停止できます。アカウントの拒否とは異なり、連結アカウントの残高に関係なく、支払いや入金を一時停止できます。同じページから、いつでも支払いまたは入金の一時停止を解除できます。
支払いまたは入金の一時停止による影響
支払いを一時停止する
支払いを一時停止すると、支払いの作成がブロックされます。また、transfer、card_payments、その他の payment methods ケイパビリティは inactive
になります。
入金を一時停止する
入金を一時停止すると、自動入金と手動入金の両方の作成がブロックされます。この一時停止により、処理中の入金の処理も停止され、入金は最大 10 日間 pending
ステータスのままになります。
- 入金の作成から 10 日以内に入金の一時停止を解除すると、入金は再開されます。
- 入金の作成から 10 日以内に入金の一時停止を解除しない場合、入金はキャンセルされ、売上は連結アカウントの残高に戻されます。
注
本番環境とテスト環境の両方で支払いを一時停止できます。ただし、テスト環境での一時停止は強制ではありません。テスト環境で支払いを一時停止すると、アカウントの対応するケイパビリティが無効になりますが、支払いの作成はブロックされません。
連結アカウントに対してアクションを実行した後で、Accounts API に反映されたアカウントのステータスを表示することができます。連結アカウントの API レスポンスでは、charges_
または payouts_
フィールドが、実行されたアクションに応じて false
を返します。また、requirements
ハッシュでは、disabled_
が platform_
になります。
{ "id":
, ... "charges_enabled": false, "payouts_enabled": false, "requirements": { "disabled_reason": "platform_paused" } }"{{CONNECTED_ACCOUNT_ID}}"
連結アカウントをリスクアクションで絞り込む
連結アカウントのリストページで、支払いまたは入金を制限したアカウントを絞り込むことができます。
連結アカウントの通知
アクションが実行されたアカウントに Express ダッシュボードへのアクセス権がある場合、プラットフォームがアカウントの支払いまたは入金を一時停止したことと、不明な点がある場合にはプラットフォームに問い合わせるよう案内する通知が表示されます。
アクションが実行されたアカウントが、Stripe がホストするダッシュボードにアクセスできない場合 (Custom アカウントなど)、Stripe からの通知は表示されません。このため、支払いや入金を一時停止した場合は、ご自身で顧客に通知する必要があります。