Stripe Capital のご利用対象
オファーのご利用対象基準の詳細について説明します。
Stripe では、処理額や顧客基盤の規模など、お客様の Stripe アカウントに関連するさまざまな要素に基づいて融資オファーの利用資格を判断します。
お客様の会社が融資オファーのご利用対象であるかどうかは、毎日自動的に評価されます。ご利用対象になるとメールが送信され、ダッシュボードの Capital タブでオファーを確認できるようになります。
Stripe ダッシュボードに、将来のオファーの対象になる可能性があることを示すバナーが表示される場合があります。これは将来のオファーや特定の条件を保証するものでも、判断や評価を反映するものでもありません。
ご利用対象の最小要件
Stripe Capital を通じて融資オファーをご利用いただくには、お客様の会社が次の要件を満たしている必要があります。
- Stripe で決済処理を 3 カ月以上行っていること。
- 年間の処理額が 5,000 USD 以上で、過去 3 カ月の平均処理額が USD 1,000 以上であること。
- Stripe Capital と良好な関係にあること。お客様の会社が以前に Capital のオファーに申し込んで却下された場合は、30 日間、新しいオファーのご利用対象から除外されます。
- アメリカに所在していること。Stripe Capital のプログラムは、アメリカに拠点を置く、またはアメリカで法人化された会社にのみ対応しています。会社の代表者は、アメリカ国内の自宅住所も提供する必要があります。
- 特別な地理的制限が適用される場合があります。現地の規則や規制により、一部の州では資金調達できないことがあります。
注
最低資格要件を満たしていても、お客様の会社が Stripe Capital のオファーの対象になることは保証されません。また、申請時に承認が得られることも保証されません。
重要な考慮要素
Capital のリスク評価モデルでは、最低要件に加えて、会社のさまざまな特性を評価して利用資格を判断します。主な考慮事項は次のとおりです。
- 「成長中の企業であること。」融資オファーの規模は、お客様が Stripe で処理している金額によって変わります。堅実な成長曲線をたどっている会社は、オファーのご利用対象となる可能性が高くなります。
- 「堅実な処理額を記録していること。」処理額の低下期間が限定的であり、着実かつ堅実な処理額が記録されている場合は、お客様の会社が安定していることを示すため、オファーのご利用対象になる可能性が高くなります。
- 「顧客基盤が大規模であること。」会社が多くの顧客を抱えている場合は、オファーのご利用対象になる可能性が高くなります。
- 「不審請求の申請率が低いこと。」未解決のチャージバックの割合が低い会社は、融資を利用できる可能性が高くなります。
お客様が実行できるその他の対応
会社の健全性に関する情報が多いほど、Capital のオファーの利用資格を評価しやすくなります。
- 「会社の銀行口座が連結されていること。」銀行口座を関連付けると、Stripe がお客様の銀行残高および取引を確認できるため、オファーのご利用対象であるかどうかを判断しやすくなります。
- 「Stripe での処理額が増加していること。」Stripe のリスク評価モデルは、お客様が Stripe で処理している決済金額を基に評価を行っています。取引の決済場所を他の支払元から Stripe に移動することでお客様の Stripe 処理額は増加し、それに伴いオファーのご利用対象になる可能性も高くなります。