Salesforce Billing Extension
Stripe app for Salesforce Platform の上にインストールできる Salesforce Billing Extension についてご紹介します。
Salesforce Billing 拡張は、Salesforce Platform 用の Stripe アプリの上にインストールするアンマネージドパッケージです。これにより、ユーザーは Stripe を決済サービスとして使用して Salesforce ペイメントゲートウェイで決済を処理し、取引を完了できます。アンマネージドパッケージであるため、この拡張機能では、Salesforce Billing 専用の Stripe 決済統合ロジックの基盤となる決済フローと Apex コードをカスタマイズできます。
Stripe は、Salesforce Billing UI から直接、4 種類の取引タイプを公開します。
- トークン化: アカウントで新しい決済手段を作成し、それをデフォルトに設定します。
- Charge Transaction: アカウントに特定の金額を請求します。
- Refund Transaction: アカウントに特定の金額を返金します。
- 双方向データ同期: Salesforce と Stripe の両方のダッシュボードで関連取引を確認できます。
Stripe は UI ベースの取引タイプに加え、API ベースの取引タイプも提供しています。これにより、開発者は Stripe 決済サービスの機能を活用した手段を作成できます。
- Void Token: アカウントから決済手段を削除します。
- Authorize Transaction: 決済が保留となっているアカウントに特定の金額を割り当てます。
- Capture Transaction: オーソリされた取引の決済を完了します。
- Void Transaction: オーソリされた取引の決済を無効化します。
- Get Payment Status: 特定の決済のステータスを返します。
- Get Refund Status: 特定の返金のステータスを返します。
Salesforce Billing Extension は、以下の決済手段に対応しています。
- カード: グローバルおよびローカルのカードネットワークのサポート
- ACH: アメリカの銀行口座を持つ顧客からの ACH Direct Debit 決済