Apple と Google のウォレットのレンダリングをテストする
実装したシステムを稼働中のデモと比較し、レンダリング時に発生する可能性のある問題を特定します。
次のデモは、Apple Pay と Google Pay を設定した Stripe の決済システムを表しています。デモを用いることで、ウォレットがデモとご利用のシステムでどのように表示されるかを視覚的に比較できます。
- Apple Pay と Google Pay の支払いオプションがデモとシステムの両方で想定どおりに表示されている場合、正しく設定されています。
- 有効なウォレットがあるにもかかわらず、デモで支払い方法のオプションとして表示されない場合は、Apple Pay と Google Pay が想定どおりに表示されるまでデバイスとブラウザーの設定を調整します。
- デモではウォレットが表示されても、ご利用のシステムで表示されない場合は、システムを確認してください。
For this integration path, Stripe.js detects and supports the following wallets based on the state of your device.
Creating Express Checkout Element, output of the ready evennt will be shown soon
デバイスとブラウザーの設定を確認する
デモで指定のウォレットが表示されない場合、ご利用のデバイスまたはブラウザーが次の Apple Pay または Google Pay の条件を満たしていない可能性があります。
- ウォレットには少なくとも 1 枚のカードが必要です。
注
Express Checkout Element でカードが検出されていないウォレットを表示することはできます。作成時に
always
に指定したウォレットの paymentMethods オブジェクトを渡します。 - 加えて、互換性のある Apple Pay デバイスおよび Google Pay デバイスを使用する必要があります。
- ウォレットをテストする場合は、サポートされているブラウザーのサポートバージョンを利用する必要があります。
注
This integration relies on the Payment Request API, which Android WebViews doesn’t support.
- 対象のブラウザーがウォレットにアクセスすることを許可します。
- Chrome: 設定 > 自動入力とパスワード > 支払い方法 > ウェブサイトによる保存済みの支払い方法の確認の許可
- Safari: 設定 > 詳細設定 > ウェブサイトによる Apple Pay と Apple カードの確認の許可
- Opera: 設定 > 詳細設定 > 支払い方法 > ウェブサイトによる保存済みの支払い方法の確認の許可
- Edge: 設定 > プライバシー、検索、サービス > ウェブサイトによる保存済みの支払い方法の確認の許可
- Chrome のシークレットモードや、Safari、Edge、Opera のプライベートウィンドウでは利用しないでください。
- サポートされている Apple Pay リージョンおよび Google Pay リージョンで操作していることを確認します。
- Stripe では、インドの IP アドレスの Apple Pay または Google Pay は表示されません。
- Apple Pay の場合は、デバイスが生体認証をサポートしていることを確認してください。
システムを確認する
デモの決済フォームに指定のウォレットの支払い方法が表示されているのに、独自のシステムには表示されていないような場合、次のステップで問題を解決できる可能性があります。
ドメインを登録する
Stripe ダッシュボードでドメイン登録を確認します。本番環境やサンドボックスなど、環境ごとに個別にすべてのドメインとサブドメインを登録する必要があります。
Connect を使用する場合は、正しくドメイン登録を行うために、売上フローの設定 (ダイレクト支払いまたはデスティネーション支払い) も考慮する必要があります。
(Apple Pay) iframe 使用時にすべてのドメインを登録する
iframe を使用したシステムで Apple Pay を表示するには、以下の手順に従います。
- Safari 17 より前のブラウザーバージョンをサポートしている場合は、サイトの iframe ドメインとトップレベルドメインが一致していることを確認してください。
- iframe に
allow="payment"
属性を設定します。 - サイトの iframe ドメインとトップレベルドメインが異なる場合は、両方を登録します (Safari 17 以降でサポートされています)。
システムでウォレットを有効にする
- 支払い方法の設定でサポートされているウォレットを有効にして、動的な決済手段でウォレットが表示されていることを確認します。
- ウォレットの支払い方法を手動で指定するには、以下のタイミングで
payment_
を含めます。method_ types= ['card'] - 支払いインテントの作成
- インテントの作成前にElements を初期化し、クライアントから支払い情報を収集します。