Stripe Connector for Google Play

Stripe Connector for Google Play を使用すると、サブスクリプションの購入を Google Play から Stripe Revenue Recognition に自動的にインポートできます。

Google Play で Revenue Recognition を使用するメリットには、たとえば以下のようなものがあります。

• ほぼリアルタイムで利用可能`: Google Play からの日次の自動インポートを設定できます。これにより、手作業を最小限に抑え、月末の修正を減らすことができます。
• 返金処理の改善: 返金をマイナスのラインアイテムとして処理するのではなく、返金を元の購入に関連付け、前受収益が調整されるより正確な返金仕訳を生成します。
• 注文別の監査: 取引ごとに数値を分け、監査しやすくします。

始める

Google Play からデータをインポートするには、Stripe Connector for Google Play を設定します。インポートしたデータがレポートに反映されるまでに、最大 24 時間かかる場合があります。

履歴データをバックフィルする

アカウント登録をすると、コネクターで最大 1 年間の履歴データがバックフィルされます。

以前に手動のデータインポートによってインポートされた Google 取引を処理する

以前に Revenue Recognition のデータインポート機能を使用して Google Play からデータをインポートしていた場合は、自動化コネクターに切り替えた際、Google の売上を二重に計上しないように注意する必要があります。

手動のデータインポートから Google Play 用コネクターに移行するには、データインポート用 CSV を通じて手動でアップロードした過去 1 年間の Google 取引をすべて削除します。その後、コネクターのインポートによりこれらの削除した仕訳が置き換えられます。

例

以下の例では、Google Play 用コネクターが収入をどのように記録するかをさまざまなシナリオで示します。

サブスクリプションの購入

12 月 3 日に、登録者が「月次ニュースプラン」サブスクリプションを 1 単位購入します。

• サブスクリプションの有効期間は 1 カ月間であるため、サービス期間は 12 月 3 日から 1 月 3 日までです。
• 顧客は 31 USD を支払います。

1 月末時点のサマリーは以下のようになります。

• 収入は 12 月 3 日に請求され、全額支払われます。
• 収入の大部分は 12 月に認識され、1 月に認識されるのはごく一部です。

サブスクリプションの返金

1 月 2 日に、登録者が 90 USD の 3 カ月単位のサブスクリプションを購入します。

• サービス期間は 1 月 2 日から 4 月 2 日までです。
• 2 月 1 日に、顧客は全額返金を受けます。これは以下を意味します。
  • 顧客が返金額を受け取ります。
  • 認識された収益が相対収益勘定の返金額と相殺されます。
  • サブスクリプション収益の未使用部分が前受収益から清算されます。

このケースでは、返金によって外部資産の残高が 90 USD 減少します。顧客は 30 日間のサービスを受けたので、30 USD を外部の返金残高に追加して戻す必要があります。前受収益の残りの部分 (このケースでは 60 USD) も清算されます。4 月末時点のサマリーは以下のように表示されます。

無料トライアル

Stripe は無料トライアルの仕訳を生成しません。

制限事項

Revenue Recognition は、Google から報告される源泉徴収税や手数料をサポートしていません。

数値を監査する

Google 注文のアカウント残高を表示するには、次のようにします。

1. 月次のサマリーセクションの数値をクリックします。
2. Invoice (請求書) タブをクリックして、取引の一覧を表示します。GPA プレフィックスを持つ取引が Google 注文です。
3. いずれかの Google 注文をクリックして監査ビューを表示します。