支払い方法のルール
買い手が支払い方法を利用できるタイミングを管理します。
支払い方法のルールを使用すると、カスタムロジックやコードを使用せずに、ダッシュボードから直接、支払い方法の条件を設定できます。ルールでは以下の機能を使用できます。
- 注文額が一定金額を超えるまたは下回る場合に、支払い方法を表示または非表示にする
- 特定の国の買い手または特定の通貨を使用する買い手に支払い方法を表示または非表示にする
支払い方法のルールに関する考慮事項
カード以外の支払い方法では、カードと比較してユニットエコノミクスが改善され、多くの場合、平均注文額と購入完了率が高くなります。
これらの支払い方法を有効にする際には、特定のビジネスロジックを適用して、買い手が支払い方法を利用できるようにするタイミングを制御することができます。支払い方法のルールを使用すると、これらのインサイトをダッシュボードで直接適用できます。コーディングは不要です。
支払い方法のルールは、Stripe A/B テストに対応しています。これにより、選択したターゲティング条件を使用して A/B テストを実行したり、追加の条件をテストしたりすることができます。たとえば、価格が特定の金額を超える場合にのみ特定の支払い方法を表示した場合の影響をテストすることも可能です。
注
支払い方法のルールは、Payment Element、Checkout、または Payment Links の実装でサブスクリプションが作成される場合には適用されません。サブスクリプションと請求書の詳細については、サブスクリプションの仕組みを参照してください。
はじめに
- Stripe Payment Element、Checkout、Payment Links のいずれかを使用する必要があります。
- 動的な支払い方法を使用して、Stripe ダッシュボードから追加の支払い方法を有効にする必要があります。コードの変更は不要です。
- ダイレクトユーザー向けの動的な支払い方法を設定するには、支払い方法の導入に関するガイドをご覧ください。
- Connect Connect プラットフォーム向けの動的な支払い方法を設定するには、動的な支払い方法にアップグレードするをご覧ください。
ルール条件を設定する
- ダッシュボードで支払い方法の設定に移動します。
- 支払い方法の列で、カスタムルールを作成を選択します。
- カスタムルールを設定 (たとえば、Klarna の場合は 100 USD を新たな最低額とする)して、上書きを適用を選択します。設定された支払い方法に、カスタマイズタグが表示されるようになりました。カスタムの支払い方法は、ターゲット設定条件に一致する Checkout セッションまたは Payment Element セッションにのみ表示されます。

移行前

移行後