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住所と電話番号を収集

モバイルアプリで住所と電話番号を収集する方法をご紹介します。

請求先や配送先の詳細な住所を収集するには、Address Element を使用します。

Address Element は次の目的でも使用できます。

Stripe は、収集した住所情報と決済手段を組み合わせて、PaymentIntent を作成します。

ユーザーが「配送先住所を追加」オプションを選択した場合の支払いプロセスの例。その後、配送先住所をフォームに追加するための新しい画面が表示されます (住所の入力時にオートコンプリート候補が表示されます)。

Stripe をセットアップする
サーバー側
クライアント側

まず、Stripe アカウントが必要です。今すぐ登録してください。

Stripe Android SDK はオープンソースであり、詳細なドキュメントが提供されています。

SDK をインストールするには、app/build.gradle ファイルの dependencies ブロックに stripe-android を追加します。

build.gradle.kts
plugins {
    id("com.android.application")
}

android { ... }

dependencies {
  // ...

  // Stripe Android SDK
  implementation("com.stripe:stripe-android:21.20.2")
  // Include the financial connections SDK to support US bank account as a payment method
  implementation("com.stripe:financial-connections:21.20.2")
}

注

SDK の最新リリースおよび過去バージョンの詳細については、GitHub の Releases ページをご覧ください。新しいリリースの公開時に通知を受け取るには、リポジトリのリリースを確認してください。

Stripe の公開可能キーを使用して SDK を設定し、 Application サブクラスなどで、Stripe API へのリクエストを実行できるようにします。

import com.stripe.android.PaymentConfiguration

class MyApp : Application() {
    override fun onCreate() {
        super.onCreate()
        PaymentConfiguration.init(
            applicationContext,
            
"pk_test_TYooMQauvdEDq54NiTphI7jx"

        )
    }
}

注

テストおよび開発時にはテストキーを使用し、アプリの公開時には本番環境キーを使用します。

住所のオートコンプリートの入力候補を設定する

Address Element は、Google Places SDK を使用して、住所のオートコンプリートの入力候補を取得します。オートコンプリートの入力候補を有効にするには、アプリの build.gradle に Google Places SDK の依存関係を含める必要があります。

build.gradle
dependencies {
    implementation 'com.google.android.libraries.places:places:2.6.0'
}

住所のオートコンプリートの入力候補を使用するには、Google Places API キーが必要です。Google Places SDK 設定ガイドに従って API キーを生成します。

Address Element を設定する

Address Element では、デフォルト値の表示、許可された国の設定、デザインのカスタマイズなどの詳細を設定できます。設定オプションの一覧については、AddressLauncher.Configuration をご覧ください。

val addressConfiguration = AddressLauncher.Configuration(
  additionalFields: AddressLauncher.AdditionalFieldsConfiguration(
    phone: AdditionalFieldsConfiguration.FieldConfiguration.Required
  ),
  allowedCountries: setOf("US", "CA", "GB"),
  title: "Shipping Address",
  googlePlacesApiKey = "(optional) YOUR KEY HERE"
)

住所の詳細を取得する

住所の詳細を取得するには、Activity または Fragment の onCreate ライフサイクルメソッドで AddressLauncher のインスタンスを作成して、AddressLauncherResultCallback インターフェイスを実装するコールバックメソッドを作成します。

private lateinit var addressLauncher: AddressLauncher
private var shippingDetails: AddressDetails? = null

override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
    addressLauncher = AddressLauncher(this, ::onAddressLauncherResult)
}

private fun onAddressLauncherResult(result: AddressLauncherResult) {
    // TODO: Handle result and update your UI
    when (result) {
        is AddressLauncherResult.Succeeded -> {
            shippingDetails = result.address
        }
        is AddressLauncherResult.Canceled -> {
            // TODO: Handle cancel
        }
    }
}

AddressLauncherResult は Succeeded または Canceled になります。実装の詳細をご覧ください。

注

Stripe では、onCreate ライフサイクルイベントの間 (イベント後ではなく) に AddressLauncher をインスタンス化する必要があります。これを行わない場合、コールバックを正しく登録できず、アプリがクラッシュします。

Address Element を表示する

前のステップの住所ランチャーと設定を使用して、Address Element を表示します。

addressLauncher.present(
   publishableKey = publishableKey,
   configuration = addressConfiguration
)
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