Sources ベースのクレジットトランスファーから移行する非推奨
Sources ベースの SEPA クレジットトランスファーの支払い方法を EUR の銀行振込に移行します。
警告
Stripe は、Sources API を廃止しました。今後は現地の支払い方法へのサポートをなくす予定です。現在 Sources API を使用して SEPA クレジットトランスファーを導入している場合、Payment Methods API に移行する必要があります。
現在の API でサポートされている EUR 銀行振込への移行に関する情報については、以下のドキュメントをご覧ください。
Stripe の EUR 建て銀行振込は、送金元ベースの SEPA クレジットトランスファー に代わる決済手段で、支払い機能を改善するための追加機能と拡張機能が組み込まれています。Stripe PaymentIntents、Stripe Checkout、Payment Element と併用することで、オペレーション、照合、返金を効率化できます。
移行以外の影響
Stripe は、Sources API による現地の支払い方法へのサポートを無効にする予定です。現在 Sources API を使用して現地の支払い方法を処理している場合、Payment Methods API に移行する必要があります。メール通知を通じて、サポートの終了に関する詳細をお知らせいたします。
SEPA クレジットトランスファーの顧客への影響
After migrating to Bank Transfers, Stripe will issue new bank account information for each of your existing users. Communicate this change to your users to start sending funds to the new bank account. Stripe doesn’t support redirecting funds sent to existing SEPA Credit Transfer bank accounts and will reject any funds sent to these VBANs. Stripe won’t notify you about any rejected funds because these accounts are considered dormant, and will automatically reject any incoming funds.
EUR 銀行振込に関する制限事項
銀行振込への移行後に、Stripe は顧客に新しい VBAN を割り当てます。そのため、VBAN の制限が銀行振込のシステムに適用されます。詳細については、VBAN の制限をご覧ください。
移行プロセスでは、銀行振込を積極的に使用して支払いを行っている顧客のみを移行してください。支払い方法として銀行振込をあまり使用していない顧客に対しては、Stripe は後日、すべてのクレジットトランスファーのソースのクリーンアップを実行します。
クレジットトランスファーと銀行振込の違い
| 機能 | SEPA クレジットトランスファー | 銀行振込 |
|---|---|---|
| Checkout のサポート | なし | あり |
| Payment Element のサポート | なし | あり |
| 動的な支払い方法のサポート | なし | あり |
| 国際電信送金のサポート | なし | あり |
| 返金 | 顧客のアクションが必要 | 一部自動化 |
| 入金先 | ソース | 現金残高 |
| API | Sources | Payment Intents |
| VBAN の対応状況 | DE VBAN のみ | サポート対象国の現地の VBAN |
銀行振込への対応に向けて Stripe が Customer オブジェクトを移行する方法
銀行振込を有効にすると、Stripe は Customer オブジェクトを自動的に有効にします。これにより、銀行振込製品の主要機能の 1 つである現金残高がサポートされるようになります。
- Credit Transfer Sources と関連付けられていない顧客の場合、Stripe が現金残高用に新しい仮想口座番号をプロビジョニングします。
- Credit Transfer Sources が関連付けられている顧客の場合、Stripe は Credit Transfer Source オブジェクトを使用し、残額をすべて顧客の現金残高に移動します。顧客から Source の銀行口座番号への新しい送金は、顧客の現金残高に表示されるようになります。「移行プロセス中に仮想口座番号が変更されるため、顧客に新しい送金先を伝える必要があります。」
- 単一の顧客は、以下が行われた後に自動的に移行されます。
- 顧客残高への資金供給手順のリクエスト (自社で構築した Stripe システムをアップグレードする場合に推奨)
customer_Payment Intent の確認balance - 銀行振込を使用する請求書またはサブスクリプションの作成
- テスト環境の顧客の場合、資金調達取引のシミュレーション
- Stripe は将来の任意の時点で仮想口座に送金される資金が、正しい顧客の現金残高に追加されることを保証します。
Invoicing または Billing を移行する
Invoicing または Billing での SEPA クレジットトランスファーの支払いから移行する場合は、Invoicing の移行ガイドの手順に従ってください。
Sources API または Charges API と直接連携するシステムを移行する
Invoicing または Billing を使用せずに Sources API で SEPA クレジットトランスファーを使用している場合は、Sources の移行ガイドの手順に従ってください。
構築済みの Connectの API を移行する
Connect プラットフォームが SEPA クレジットトランスファーを使用する Standard 連結アカウントと連携している場合は、Standard Connect の導入ガイドのステップに従ってください。