用語集公開プレビュー
支払い分析で使用される用語について理解を深めます。
この用語集は、Stripe ダッシュボードの支払い分析ページで使用されている一般的な用語を理解するためのものです。
成功率分析
以下は、成功率分析に使用される用語です。
用語 | 定義 |
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Adaptive Acceptance | Stripe の支払い最適化機能。機械学習を活用して、リアルタイムで取引を択一的に最適化します。Adaptive Acceptance が拒否した後に正常に再試行した支払いによる、支払い成功率と支払い額の増加が表示されます。 |
オーソリされた支払い | カード発行会社によって承認されたカード支払いの総数。 |
オーソリ率 | 試行されたすべてのカード支払いのうち、カード発行会社によってオーソリされたカード支払いの割合。ブロックされた支払い、および 3D セキュア認証が完了しなかった支払いは除外されます。 |
オーソリ額 | 承認されたカード支払いの合計金額。デフォルトでは売上処理通貨で表示されます。 |
Stripe によるブロック | カードテスティングなどのリスク要因により、Stripe がブロックした支払いが表示されます。 |
支払いのブロック件数 | Stripe または Radar によってブロックされたカード支払いの合計件数。支払いは、不正リスクや設定済みの Radar ルールなど、いくつかの理由によってブロックされます。 |
支払いのブロック率 | 試行されたすべての支払いのうち、ブロックされたカード支払いの割合。 |
支払いのブロック額 | ブロックされたカード支払いの合計金額。デフォルトでは売上処理通貨で表示されます。 |
自動カード更新機能 | 自動カード更新機能は、顧客の代わりに最新のカード情報を自動的に保持します。支払い日から 180 日以内に自動カード更新機能を使用してカードを更新し、支払いが成功すると、その増加値が表示されます。 |
失敗した支払い | 資金不足、カードの期限切れ、不正防止、その他の理由によりカード支払いに失敗した取引の合計件数。 |
支払い失敗率 | 試行されたすべての支払いのうち、失敗したカード支払いの割合。 |
支払い失敗額 | 失敗したカード支払いの合計金額。デフォルトでは売上処理通貨で表示されます。 |
高リスク: Radar | リスクスコアが高いために Radar によってブロックされたカード支払い。 |
ネットワークトークン | カード番号の代わりとなる非機密性の 16 桁の数字。これはプライマリーアカウント番号 (PAN) とも呼ばれ、支払い処理には最新のカード情報のみが使用されるようにします。カード情報が更新されたネットワークトークンを使用して、支払い日から 180 日以内に支払いが成功すると、その増加値が表示されます。 |
支払い | 成功した支払いと失敗した支払いを含む、すべてのカード支払いの合計件数。 |
支払い成功率 | 試行されたすべてのカード支払いのうち、カード発行会社によってオーソリされたカード支払いの割合。オーソリ率とは異なり、この割合には、ブロックされた支払い、および 3D セキュア認証が完了しなかった支払いは含まれていません。 |
支払い成功率の増加 | 一定期間における支払い成功率の増加値。 |
支払い額 | 成功したカード支払いの合計金額。デフォルトでは売上処理通貨で表示されます。 |
オーソリ後にルールと一致: Radar | オーソリ後にルールが一致したため、Radar によってブロックされた支払い。ルールには、セキュリティコードや郵便番号の確認に失敗した支払いをブロックするルールなどがあります。 |
売上の増加 | 指定期間における支払い金額の増加値。売上額は、デフォルト設定された売上処理通貨の売上合計金額に相当します。 |
ルールと一致: Radar | オーソリ前にルールが一致したため Radar がブロックした支払い。 |
認証分析
以下は、認証分析に使用される用語です。
用語 | 定義 |
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3D セキュアチャレンジ | カード保有者がオンライン取引の正当性を確認するために本人確認を行う必要があるセキュリティのステップ。 |
3DS 失敗件数 | 3DS が失敗した支払いの合計件数。 |
3DS 失敗率 | 3DS がリクエストされたすべての支払いのうち、 3DS が失敗した支払いの割合。 |
3DS 失敗額 | 3DS が失敗した支払いの合計金額。 |
3DS 未実行 | 顧客が 3DS フローを開始しなかった支払い、または技術的な問題が発生した支払い。 |
3DS リクエスト件数 | 3DS がリクエストされた支払いの合計件数。カードの検証に関連するリクエストは含まれません。 |
API によってリクエストされた 3DS | API を使用して3D セキュア認証をリクエストした支払い。詳しくは、API での手動リクエストをご覧ください。 |
カード発行会社からリクエストされた 3DS | 顧客の銀行が 3DS をリクエストした支払い。 |
Radar によってリクエストされた 3DS | Radar の 3DS 認証をリクエストするルールに一致した支払いの件数。 ルールはこちらでご確認いただけます。 |
Stripe からリクエストされた 3DS | 規制を順守するために Stripe が 3D セキュア認証を求めた支払い。 |
3DS 未対応 | カード発行会社が 3D セキュアに対応していなかった場合の支払い、またはエラーが返された支払い。 |
その他の免除 | 対象の支払いが強力な顧客認証を免除された理由。 |
認証率 | すべてのカード支払いのうち、 3DS 認証が試行されたカード支払いの割合。 |
認証成功率 | すべての 3DS 認証リクエストのうち、 3DS 認証が成功した支払いの割合。 |
チャレンジ率 | すべての 3DS リクエストのうち、顧客が認証チャレンジを受け取ったカード支払いの割合。 |
チャレンジ成功率 | チャレンジを受けたすべての支払いのうち、チャレンジが正常に完了した支払いの割合。 |
3DS チャレンジの失敗件数 | 顧客が 3DS のチャレンジを完了しなかったか、またはカード発行会社が拒否した支払いの件数。 |
対象になる支払い | 強力な顧客認証の対象となるカード支払いの合計件数。これには、免除対象の支払いも含まれます。加盟店主導の取引 (MIT) や通信販売 / 電話販売 (MOTO) などの対象外の支払いは含まれません。また、顧客が Apple Pay や Google Pay などのデジタルウォレットを使用する支払いも含まれません。これらのウォレットでは 3DS は使用されないためです。 |
少額による免除 | 低価格の免除が正常に適用されたカード支払い。詳しくは、低価格の免除をご覧ください。 |
低リスクによる免除 | 不正使用の可能性が低いとみなされたカード支払い。たとえば、Stripe が取引リスク分析で免除した支払いがこれに該当します。 |
免除対象外 | 強力な顧客認証が免除されていない、対象になる支払い。 |
SCA 免除数 | 強力な顧客認証の免除が適用された、対象になるカード支払いの合計数。 |
SCA 免除率 | 対象となるすべての支払いのうち、強力な顧客認証 (SCA) ルールが免除されたカード支払いの割合。 |
3DS チャレンジフロー成功数 | 3DS チャレンジが正常に完了した件数。 |
チャレンジなしの 3DS フロー成功数 | チャレンジなしで 3DS 認証を完了した件数。 |