アカウントのチェックリスト
Stripe アカウントを本番環境に移行する前に、このチェックリストを完了してください。
このチェックリストの項目は、Stripe にご登録いただいた方法や場所を問わず、すべての Stripe アカウントに適用されます。また、システムを本番環境に移行する際や、ウェブサイト決済のベストプラクティスを遵守する際のチェックリストもご用意しています。Stripe アカウントの安全性とセキュリティのために、本番環境に移行する前に次のステップに従ってください。
セキュリティを高めるため、Stripe アカウントで 2 段階認証を有効化します。2 段階認証 (2FA) では、ユーザー名とパスワードの両方を使用してログインし、モバイルデバイスに送信されたコードを入力する必要があります。2FA を使用すると、他人がお客様の Stripe アカウントにログインすることがより困難になります。
明細書表記は、お客様が顧客のカードに請求すると、顧客の明細書に表示されます。情報が不足していたり、間違っていたりすると、顧客が混乱して不審請求を申請するおそれがあるため、明細書表記はダッシュボードで確認するようにしてください。明細書表記は、5 ~ 22 文字で設定してください。5 文字以上にする必要があり、次の特殊文字 (
<
,>
、\
、'
、"
) は使用することができません。Stripe は、顧客の明細書に表示される内容を示すテキストをサイトに追加することもお勧めしています。カード発行会社は、その他のアカウント情報 (ビジネス名、住所、メールアドレス、電話番号など) を収集して、顧客の明細に自動的に表示させることができます。Stripe アカウントのこれらの情報のすべてが、顧客に表示すべきものであるかどうかを確認してください。
Stripe はアカウントのアクティビティについてメールで通知できます。通知するイベントは、コミュニケーション設定で選択できます。複数のチームメンバーがアカウントにアクセスできる場合は、それぞれが自分用の通知設定を持つことができます。少なくとも、支払いの完了と不審請求の申請に関するメール通知を有効にしておくことをお勧めします。
通知を受け取るイベントは、コミュニケーション設定で選択できます。アカウントにアクセスできるチームメンバーは、それぞれが自分用の通知設定を持つことができます。
不正使用と不審請求の申請は、残念ながらすべてのコマースに起こり得ることです。Stripe はこれらを減らすために常にツールを改善していますが、以下を設定することをお勧めします。
- 定期的にダッシュボードで支払いを確認する。
- ダッシュボードまたは API を使用して、疑わしい支払いを報告する。
- 不審請求の申請に備えて反証資料を用意しておく。
- カードテスティングを防止し、その影響を緩和する。
不正確な銀行情報が入金の遅延を引き起こす原因となることがよくあります。本番環境で支払いの受け付けを開始する前に、銀行情報が正しいことを確認してください。複数の通貨の支払いに対応し、複数の銀行口座を利用している場合には、デフォルトの通貨が正しく設定されていることも確認してください。Stripe はあらゆる支払いをデフォルトの通貨に変換できるため、通貨を追加するために複数の銀行口座を所有するかどうかはお客様に判断を委ねています。
銀行情報を見直す際に、希望の入金スケジュールを設定します。推奨オプション (デフォルト) は「毎日」 (売上が利用可能になり次第) ですが、実際の業務やレポート作成のニーズに合わせて設定できます。
チームメンバーに Stripe アカウントへのアクセス権を付与できます。Stripe ではチームメンバーに、それぞれのロールに応じて異なる権限を与えることもできます。
チームメンバーに Stripe アカウントへのアクセス権を付与する際に、ご自身のログイン認証情報を教えないでください。また、チームメンバーにも、2 段階認証を有効にするように求めることをお勧めします。
チームメンバーが Stripe アカウントにアクセスする必要がなくなった場合は、アカウントから削除してください。
禁止/制限付き業種のリストを確認して、Stripe が制限または禁止している業種をビジネスが運営しているかどうかを判定してください。
ビジネスが制限付き業種を運営している場合、Stripe を決済処理業者として利用するには、追加の書類の提出が必要になる場合があります。ビジネスが禁止業種を運営している場合は、Stripe をご利用いただけません。
ユーザー登録要件やビジネスに適用される制限に関してご不明な点がございましたら、お問い合わせください。