埋め込み可能なオンランプの実装を設定するベータ
このガイドを使用して、埋め込み可能なオンランプを全面的にカスタマイズできます。
オンランプ SDK を使用して実装するには、以下を行います。
- SDK およびクライアントライブラリをインストールします。
- バックエンドで仮想通貨オンランプセッションを生成します。
- ウェブサイトでオンランプ UI をレンダリングします。
- Stripe ダッシュボードで実装の使用状況を確認します。
SDK およびクライアントライブラリをインストールするクライアント側サーバー側
Client-side
以下のスクリプトを、script タグを使用して HTML の <head>
要素内に含めます。互換性と PCI 準拠のため、このスクリプトは常に Stripe のドメイン (https://js.stripe.com、https://crypto-js.stripe.com) から直接読み込んでください。このスクリプトをバンドルに含めたり、そのコピーを自分でホストしたりしないでください。その場合、警告なしに実装が壊れる可能性があります。
<head> <title>Onramp</title> <script src="https://js.stripe.com/v3/"></script> <script src="https://crypto-js.stripe.com/crypto-onramp-outer.js"></script> </head>
オンランプ JS SDK をモジュールとして使用する
npm パッケージを使用して、オンランプ JS SDK を ES モジュールとして読み込みます。パッケージには、Typescript の型定義が含まれています。
npm install --save @stripe/stripe-js @stripe/crypto
サーバー側
オンランプ API は限定的なベータ版であるため、公式ライブラリには API エンドポイントのサポートが含まれていません。このため、サンプルではバックエンドとのやり取りに curl を使用しています。
仮想通貨オンランプセッションを生成するサーバー側
端末で次の curl コマンドを実行して、仮想通貨オンランプセッションを生成します。
curl -X POST https://api.stripe.com/v1/crypto/onramp_sessions \ -u
: \ -d "wallet_addresses[ethereum]"="0xB00F0759DbeeF5E543Cc3E3B07A6442F5f3928a2" # add as many parameters as you'd likesk_test_4eC39HqLyjWDarjtT1zdp7dc
次のようなレスポンスを受信します。
{ "id": "cos_0MYfrA589O8KAxCGEDdIVYy3", "object": "crypto.onramp_session", "client_secret": "cos_0MYfrA589O8KAxCGEDdIVYy3_secret_rnpnWaxQbYQOvp6nVMvEeczx300NRU4hErZ", "created": 1675732824, "livemode": false, "status": "initialized", "transaction_details": { "destination_currency": null, "destination_amount": null, "destination_network": null, "fees": null, "lock_wallet_address": false, "source_currency": null, "source_amount": null, "destination_currencies": [ "btc", "eth", "sol", "usdc" ], "destination_networks": [ "bitcoin", "ethereum", "solana" ], "transaction_id": null, "wallet_address": null, "wallet_addresses": { "bitcoin": null, "ethereum": "0xB00F0759DbeeF5E543Cc3E3B07A6442F5f3928a2", "polygon": null, "solana": null } } }
セッションの作成時に渡すことができる全パラメーターのリストについては、オンランプ API リファレンスをご覧ください。
オンランプ UI をレンダリングするクライアント側
スクリプトを実行すると、オンランプに以下のダイアログが表示されます。
サードパーティーアプリケーションに埋め込まれた、Stripe による法定通貨から仮想通貨へのオンランプ
テスト環境の値
警告
テスト環境の取引金額は、事前設定された上限で上書きされます。
テスト環境でオンランプ取引を完了するには、以下の値を使用します。
- OTP 画面で、確認コードに
000000
を使用します。 - 個人情報画面で、SSN には
000000000
を使用して、住所 (1 行目) にはaddress_
を使用します。full_ match - 支払いの詳細画面で、テスト用クレジットカード番号
4242424242424242
を使用します。
実装の使用状況を表示
オンランプを起動した後、Stripe ダッシュボードでカスタマイズされた使用量レポートを表示できます。また、アカウント登録ページに戻って、オンランプのホストを計画しているドメインを更新し、アカウント登録タスクのステータスを確認することもできます。