フィールドのデフォルトとカスタムマッピング
Salesforce オブジェクトの対応するフィールドを Stripe のオブジェクトにマッピングします。
Stripe Billing Connector for Salesforce CPQ を設定する場合、データマッパーを使用して、Salesforce オブジェクトのフィールドを Stripe オブジェクトの対応するフィールドにマッピングします。
データマッピング機能では、すべてのオブジェクトに Stripe ID フィールドがあるわけではありません。たとえば、サブスクリプションスケジュールフェーズアイテムに Stripe ID はありません。そのため、Stripe ID カスタムフィールドを Salesforce の注文明細に追加できません。ただし、データマッピング機能でオブジェクトを設定することはできます。
コネクターは以下のオブジェクトを自動的にマッピングします。
| Salesforce オブジェクト | Stripe オブジェクト |
|---|---|
| 取引先 | Customer (顧客) |
| 注文 | Subscription Schedule (サブスクリプションスケジュール) と Subscription (サブスクリプション) |
| OrderItem | サブスクリプションアイテム |
| Product2 | Product (商品) |
| PricebookEntry | Price (価格) |
カスタムマッピング
Salesforce で使用している標準フィールドおよびカスタムフィールドに基づいて、カスタムマッピングを作成できます。
サンプル
カスタムフィールドを使用して、価格表エントリーが従量制か、ライセンス制かを判断します。このカスタムフィールドは、Stripe
Priceオブジェクトの recurring.usage_type にマッピングできます。Salesforce の取引先で納税者番号のカスタムフィールドを使用します。そのカスタムフィールドを Stripe の対応するフィールドにマッピングできます。
Stripe アカウント内でコネクターによって作成されたすべての顧客を特定する必要があります。Stripe の
Customerオブジェクトには、Salesforceのデフォルト値が含まれたSourceというカスタムメタデータフィールドを追加できます。
オブジェクトとオブジェクトタイプの間に 1 対 1 の関係がある場合には、Salesforce フィールドへのパスをマッピングソースとして使用できます。たとえば、Salesforce の注文のアカウントのカスタムフィールドを Stripe のサブスクリプションスケジュールのカスタムメタデータフィールドにマッピングできます。ただし、アカウントに複数の注文が存在する場合は、Salesforce アカウントと注文フィールドの間のマッピングを作成できません。