加盟店カテゴリコードを設定する

MCC は、提供する商品やサービスの種類によってビジネスを分類するために使用されます。たとえば、食料品店、ホテル、航空会社の MCC はすべてそれぞれ異なります。これらのコードは、交換手数料の計算、支払いのオーソリ、不正使用の防止によく使用されるため、連結アカウントにビジネスと一致する MCC が設定されていることが重要です。

各 Stripe アカウントには、MCC が 1 つだけ設定されます。特定のアカウントの MCC を表示するには、アカウントオブジェクトの business_profile.mcc フィールドを取得します。

Stripe は連結アカウントの MCC コードを自動的に設定しますが、プラットフォームで管理されるアカウントには手動で MCC コードを設定することもできます。これには、Custom アカウントと Express アカウントが含まれます。

MCC を自動設定する

Stripe はアカウントを自動的に評価して、適切な MCC を決定します。このため、お客様がカスタムロジックの導入・管理を行う必要はありません。通常、連結アカウントの Stripe ダッシュボードに表示されている業種が MCC の決定に使用されます。Stripe が期日を迎える要件または変更された要件の更新情報を収集するアカウント (Standard と Express アカウントを含む)、および Stripe のホスティング登録を使用する Custom アカウントの場合、MCC はアカウント登録時に設定されます。API を使用して作成されたアカウントと Express アカウントについては、MCC を手動で設定できます。

ユーザが指定した業種を利用できない場合、Stripe は連結アカウントの Web サイトからの情報を使用して MCC を決定することがあります。これも失敗した場合は、プラットフォームまたは Stripe のデフォルト MCC (5734 コンピュータソフトウェアの販売) が使用されます。

アカウントにフラグが立てられ、Stripe による手動審査の対象になることがあります。Stripe がアカウントの MCC が不正確であると判断した場合、MCC を更新する場合があります。プラットフォームが新しい MCC を手動で変更することはできません。API を使用して MCC を更新するとエラーが返されます。

MCC を手動で設定する

アカウントを作成するときに MCC を手動で設定できます。以下の例では、コンピュータソフトウェアの販売 (5734) のコードを使用していますが、次のセクションでリスト全体を確認できます。

curl https://api.stripe.com/v1/accounts \
  -u "
sk_test_4eC39HqLyjWDarjtT1zdp7dc
:" \
  -d "controller[fees][payer]"=application \
  -d "controller[losses][payments]"=application \
  -d "controller[stripe_dashboard][type]"=none \
  -d "controller[requirement_collection]"=application \
  -d country=US \
  -d "capabilities[card_payments][requested]"=true \
  -d "capabilities[transfers][requested]"=true \
  -d "business_profile[mcc]"=5734

連結アカウントが特定の MCC を共有している場合は、アカウント作成時に business_profile.mcc を使用してコードを指定することができます。ユーザーは Connect アカウント登録で業種を尋ねられることはありません。自社の登録 UI を構築する場合に、MCC 用の UI 要素を追加する必要はありません。

連結アカウントの MCC がそれぞれ異なる場合は、Connect アカウント登録でその情報が収集されます。Connect アカウント登録を使用していない場合は、ユーザ に MCC オプションのリストを提供し、そこから選択してもらうようにすることができます。そうすることで、ユーザの選択に基づいて、ユーザのビジネスに適した MCC を渡すことができます。アカウントの作成時に MCC を渡したくない場合は、後で MCC を使用してアカウントを更新することができます。

手動で設定された MCC は、自動的に設定される MCC と同様に、連結アカウントに審査のフラグが付けられ、 MCC が不正確であるとStripe が判断した場合は、置き換えられることがあります。

加盟店カテゴリコードのリスト

連結アカウントの作成時に使用できる、サポート対象 MCC の一覧を次に示します。制限付きの MCC を使用する場合は、Stripe にお問い合わせください。