Connect で Radar を使用
Stripe Radar を使用して Connect アカウントの請求における不正利用を識別する方法をご紹介します。
Stripe Radar は、機械学習を使用して不正な支払いをリアルタイムで特定します。連結アカウントで Radar を使用する場合、Radar は外部支払いのみをチェックします。Stripe アカウント間の売上の移動はチェックしません。
構築済みの Connect における支払いは、2 つのカテゴリーに分けられます。
- ダイレクト支払い: 連結アカウントに直接行われた支払い。Stripe は回収するアカウントの Radar 設定とルールのみを適用します。
- 送金される支払い (デスティネーション支払い、支払いと送金別方式など): プラットフォームアカウントに支払われ、連結アカウントに移行された支払い。Stripe はプラットフォームアカウントの Radar 設定とルールのみを適用します。
Radar 手数料
Stripe は、支払いを回収したアカウントのレートに基づき、Radar の手数料を請求します。プラットフォームアカウントによって回収され、連結アカウントに送金される支払いの場合、送金額を減らすことで、Radar 手数料を連結アカウントに転嫁することができます。
連結アカウントを対象とした Radar の設定
連結アカウントに Radar を設定する際にどのダッシュボードを使用するかについては、連結アカウントのタイプによって異なります。次の表は、アカウントのタイプごとに、使用すべきダッシュボートを示しています。
連結アカウントのダッシュボードへのアクセス | 連結アカウントのダッシュボード | プラットフォームアカウントの Dashboard Connect のページ |
---|---|---|
Stripe ダッシュボードにアクセスできる連結アカウント | ||
Express ダッシュボードにアクセスできる連結アカウント | ||
ダッシュボードにアクセスできない連結アカウント |
Radar の動作
連結アカウントの支払いに関する Radar の動作は、支払いのカテゴリーと連結アカウントのタイプによって異なります。次の表は、各シナリオを示したものです。
支払いタイプ | 使用される Radar 設定ルール | 連結アカウントのダッシュボードで確認できる支払い | プラットフォームアカウントの Dashboard Connect ページで確認できる支払い |
---|---|---|---|
Stripe ダッシュボードにアクセスできる連結アカウントのダイレクト | 連結アカウント | ||
Express ダッシュボードにアクセスできる連結アカウントのダイレクト | 連結アカウント | ||
ダッシュボードにアクセスできない連結アカウントのダイレクト | 連結アカウント | ||
プラットフォームアカウントからの送金 | プラットフォームアカウント |
Radar for Teams
Radar for Teams をご利用中の場合、ルールをカスタマイズしてデスティネーション支払い属性を含めることができます。サポートされているルール属性の destination
属性を使用するか、カスタムの宛先アカウントのメタデータを使用できます。