Thin イベントに関連オブジェクトのフィールド変更が含まれるようになりました公開プレビュー
新機能
Thin events には関連オブジェクトの変更前後を表す changes フィールドが含まれるようになりました。このフィールドには以下の 2 つの任意のサブフィールドが含まれています。
before: 変更されたフィールドの以前の値after: 変更されたフィールドの新しい値
オブジェクトの before と after には、変更されたフィールドのみが含まれるため、オブジェクト表現全体を比較しなくても、変更された内容を正確に特定できます。
このリリースでは、以下のイベントタイプが changes フィールドをサポートします。
- v2.core.account.closed
- v2.core.account.created
- v2.core.account.updated
- v2.core.account[configuration.customer].capability_status_updated
- v2.core.account[configuration.merchant].capability_status_updated
- v2.core.account[configuration.recipient].capability_status_updated
- v2.core.account[configuration.storer].capability_status_updated
- v2.core.account[defaults].updated
- v2.money_management.outbound_payment.updated
- v2.money_management.outbound_transfer.updated
- v2.money_management.payout_method.updated
影響
changes フィールドは、オブジェクトで何が変更されたかを即座に表示することで、Webhook 処理を簡素化します。以前のオブジェクトの状態を保存したり、オブジェクト全体を比較して変更を特定する代わりに、before と after の値を直接検査できるようになりました。
これは特に次の場合に便利です。
- 特定のフィールド変更を追跡する監査ログの構築
- 変更されたフィールドに基づいて条件ロジックをトリガーする
- イベントをトリガーした原因をすばやく理解して Webhook イベントをデバッグ