メーター使用量分析により複数のテナントや複数のディメンション値のフィルタリング機能を追加対応が必要な変更点
新機能
Meter Usage Analytics API 内の tenant_filters および dimension_filters パラメーターが更新され、単一の文字列ではなく文字列の配列を受け付けられるようになりました。この変更により、1 回の API コールで複数のテナントや複数のディメンション値にまたがるメーター使用データをまとめてフィルタリングできるようになります。
以前は、各フィルタパラメーターが受け付ける文字列値は 1 つだけで、テナントやディメンションの組み合わせごとに使用状況データを取得するには、複数の API コールが必要でした。
なぜこれは、互換性に関わる変更なのでしょうか?
既存の連携は単一の文字列値を渡しているため、配列形式に対応するように更新されるまでは検証エラーが発生します。この互換性に関わる変更により、複数の値にまたがる使用状況データを同時にクエリできる柔軟性の高いフィルタリング機能が利用できるようになります。これにより複雑な使用状況レポートのシナリオで必要となる API コールの回数を減らすことができます。
影響
メーター使用状況分析を取得する際に、tenant_ パラメーターと dimension_ パラメーターに文字列の配列を渡すように統合を更新する必要があります。現在、統合で単一の文字列値を渡している場合は、それらを配列で囲む必要があります。