エンタイトルメント
顧客へのプロダクト機能のアクセス権を付与または取り消すタイミングを決定します。
エンタイトルメントを使用すると、内部サービスの機能を Stripe プロダクトに割り当てることができます。機能を割り当てた後に Stripe は割り当ての選択内容に基づき、(顧客のサブスクリプションのステータスに従って) アクセスをプロビジョニングまたはデプロビジョニングするタイミングと、どの機能を対象とするかを通知します。
エンタイトルメントは以下に使用できます。
- コードベースを変更することなく、料金体系の立ち上げ、変更、実験を行う
- 顧客の機能アクセスの付与、取り消し、管理
- 請求システムをシンプルにする
Stripe Billing Entitlements API のデモ
はじめに
このガイドは、Stripe の Subscription と Costomer のリソースをすでに使用していることを前提としています。
始める
エンタイトルメントの使用を開始するには、以下のようにします。
- 機能を設定する: ダッシュボードから Stripe Billing の各機能を作成します。次のような機能を含めることができます。
- API アクセス
- AI アシスタント
- プレミアムサポート
- 高度なレポート
- データ保持期間の延長
- 機能をプロダクトに追加する: 機能を対応する Stripe プロダクトに関連付けます。1 つの機能を複数のプロダクトに追加できます。
- 機能を管理する: ダッシュボードから各機能を編集またはアーカイブします。
機能を設定する
ダッシュボードで機能を作成するには、以下の手順を実行します。
- ダッシュボードでプロダクトカタログに移動し、機能をクリックします。
- + 機能を作成するをクリックして、機能の名前と検索キーを入力します。必要に応じてメタデータを追加することもできます。
- 検索キーは機能ごとに一意であるため、検索キーに関連付けられた機能をアーカイブしない限り、別の機能で再利用することはできません。
- 機能を作成するをクリックします。
機能を管理する
ダッシュボードから機能を管理できます。
機能を編集する
機能の名前を編集したり、メタデータを追加したりするには、機能タブに移動して、オーバーフローメニュー () をクリックし、機能を編集するをクリックします。機能の作成後に、機能の検索キーを編集することはできません。
プロダクトから機能を削除する
プロダクトから機能を削除するには、機能タブに移動して対象の機能を選択します。次に、プロダクト名の横にあるオーバーフローメニュー () をクリックし、プロダクトを削除するをクリックします。
機能をアーカイブする
機能をアーカイブするには、機能タブに移動し、オーバーフローメニュー () をクリックして、機能をアーカイブするをクリックします。
機能をアーカイブする前に、次の点に注意してください。
- アーカイブされた機能を編集したり、新しいプロダクトに追加したりすることはできません。
- アーカイブされた機能でも、既存のプロダクトに関連付けられている場合はエンタイトルメントが作成されます。
- アーカイブされた機能の検索キーは再度使用できます。
- 機能のアーカイブを解除することはできません。