Stripe.js テストモードアシスタント
Elements 導入のテストとデバッグは、ブラウザを使用して Web サイト上で直接実行できます。
Stripe.js テスト環境アシスタントを使用して導入を設定できます。

テスト環境アシスタントがページの右下に表示されます。
テスト環境アシスタントは、テスト環境で Elements が読み込まれた Web サイト上のどのページにも表示され、本番環境では表示されません。テスト環境アシスタントには、以下を可能にするツールが用意されています。
- 決済手段と決済シナリオに自動入力のショートカットを指定
- 導入エラー、警告、最適化の強調表示
- 顧客の所在地をシミュレーションして、世界中の顧客に表示する決済手段を確認
Elements 自動入力
テスト環境アシスタントは、導入に含まれる決済手段のプリセットを自動的に表示します。これらのプリセットを使用して、さまざまな決済シナリオの Payment Element を自動入力できます。

決済手段のプリセットを使用して Elements を自動入力します。
たとえば、Magic Fill を選択すると、ページに存在するすべての Elements を同時に自動入力できます。
実装内容に関するインサイト
テスト環境アシスタントでは、導入エラーと警告が強調表示され、ベストプラクティスに従うのに役立ちます。また、動的な決済手段をまだ使用していない場合は使用するなど、導入の効果管理に役立つ最適化技術も提案されます。

導入エラーと警告の表示
顧客所在地シミュレーション
テスト環境アシスタントは、顧客の所在地をシミュレーションして、世界中の顧客に表示される決済手段を表示します。

顧客の所在地をシミュレーションして、さまざまな国での導入を確認
Currency Selector Element を使用する場合は、顧客の所在地をシミュレーションして、顧客が選択した通貨に基づく決済手段を表示することもできます。
テスト環境アシスタントを非表示にする
デフォルトでは、Stripe は、Elements と Checkout Sessions API を使用する導入、または Elements と Payment Intents API を使用する導入 (Clover バージョン以降) のテスト環境アシスタントを自動的に有効にします。
テスト環境アシスタントを非表示にするには、Elements の設定時に developerTools.
オプションを false
に設定します。
const stripe = new Stripe(publicKey, { developerTools: { assistant: { enabled: false, }, }, });