アカウントアクティビティを QuickBooks にエクスポートする
デスクトップの QuickBooks にインポートするのに適した Stripe アカウントデータのエクスポートをダウンロードします。
ダッシュボードでエクスポートできる CSV 形式のレポートに加えて、支払い、返金、手数料、入金に関する情報も QuickBooks Desktop 対応の IIF ファイルで利用できます。このファイルは、ダッシュボードのレガシーのエクスポート設定でダウンロードできます。
Accounting Stripe アプリを使用して簿記を自動化し、財務データを最新の状態に保つこともでき、手動でデータを入力する必要がなくなります。
QuickBooks アカウント
エクスポートされた IIF ファイルは、QuickBooks に以下の 9 件のアカウントを作成します (存在しない場合)。Stripe で作成されたアカウントにはすべて Stripe が最初についているため、検索や識別が容易です。
| 名前 | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| Stripe アカウント | 銀行 | すべての支払い、返金、入金 |
| Stripe 当座預金口座 | 銀行 | Stripe が入金を送金する実際の銀行口座を示します |
| Stripe 支払い処理手数料 | 経費 | すべての支払いの処理手数料 |
| Stripe 返金 | 収入 | すべての返金 |
| Stripe 売上 | 収入 | すべての支払いから処理手数料を差し引いた額 |
| Stripe サードパーティーアカウント | 税金関係の経費 | サードパーティーへの各送金 |
| Stripe その他の手数料 | 経費 | 調整 |
| Stripe 処理手数料の調整 | 経費 | 調整 |
| Stripe その他の収入 | 収入 | 調整 |
これらのアカウントがすでに存在していても、エクスポートファイルで示されるタイプとは異なる場合、QuickBooks は、アカウントタイプを変更できないというエラーを表示します。この状況が発生した場合は、既存の相反するアカウントを編集して、IIF ファイルと同じタイプにします。
注
新しい情報をインポートする前には、QuickBooks データを必ずバックアップしてください。
日付形式とタイムゾーン
IIF ファイルは日付を MM/DD/YYYY 形式で書式設定します。QuickBooks はオペレーティングシステムと同じ日付形式を使用します。これがエクスポートされたファイルと異なる場合は、オペレーティングシステムの日付形式を一時的に変更できます。
- オペレーティングシステムの日付形式を、MM/DD/YYYY の形式に設定します。
- QuickBooks IIF ファイルをインポートします。
- オペレーティングシステムの日付形式を、希望の形式に戻します。
お客様のタイムゾーン設定が、IIF エクスポートの日付範囲に使用されます。
QuickBooks アカウントのマージ
1 つ以上の作成済みアカウントを既存の QuickBooks アカウントに結合できます。特に、Stripe 入金が送金される銀行に相当する Stripe 当座預金口座は、QuickBooks の実際の銀行口座と結合することをお勧めします。
- Lists (リスト) > Chart of Accounts (アカウントのチャート) を選択してすべてのアカウントを表示します。
- マージする両方のアカウントが同じレベルであることを確認してください (例: 両方がサブアカウントである、または両方がプライマリーレベルアカウントであるなど)。
- 今後使用しない口座を選択します (例: Stripe 当座預金口座など)。
- Chart of Accounts (アカウントのチャート) ウィンドウの下で、Account (アカウント) > Edit Account (アカウントの編集) を選択します。
- このアカウントの名前を変更して、もう片方のアカウント (維持する方のアカウント) の名前に完全に一致させます。
- Save (保存) をクリックします。
アカウントを既存のアカウントにマージするようにプロンプトされます。Yes をクリックするとマージを続行し、No をクリックするとキャンセルします。名前を変更したアカウント内のレコードが、保持されるアカウントにマージされます。新しいインポートのたびに、アカウントを再びマージする必要があります。
Custom アカウントを持つ Connect プラットフォームの考慮事項
Custom アカウントを持つプラットフォーム所有者は、連結された Stripe アカウントのダッシュボードを表示できます。連結アカウントのダッシュボードから、通常の Stripe アカウントと同じ方法で IIF ファイルをエクスポートします。
Custom アカウント用に 1099 を生成する必要のある、連結アカウントの代わりに支払いを作成する Connect プラットフォームは、Stripe Third-Party Account (Stripe サードパーティーアカウント) の正しい税金明細マッピングを申告する必要があります。この経費アカウントには、1099-MISC の「従業員以外の報酬」の初期税金明細マッピングが指定されます。
QuickBooks が 1099 の生成のために Stripe Third-Party Account (Stripe サードパーティーアカウント) データを使用できるようにするには、まずこの機能を QuickBooks の設定で有効化する必要があります。
- QuickBooks 内で、Preferences (設定) > Tax: 1099 (税金: 1099) > Company Preferences (会社の設定) を選択します。
- If you want to map your accounts to boxes on Form 1099-MISC, click here (アカウントを Form 1099-MISC のボックスにマップするにはここをクリックしてください) のリンクをクリックします。
- 表示される QuickBooks 1099 ウィザードで、Accounts used for 1099 (1099 に使用されるアカウント) から Stripe Third-Party Account (Stripe サードパーティーアカウント) を選択します。
- Stripe Third-Party Account (Stripe サードパーティーアカウント) の Apply payments to this 1099 box (この 1099 ボックスに支払いを適用) から、Box 7: Nonemployee compensation (ボックス 7: 従業員以外の報酬) を選択します。