レポートのフィルターと設定
すべての財務レポートに共通する設定と管理についてご紹介します。
このページでは、それぞれの財務レポートで利用できるオプションについて説明しています。オプションには、日付範囲、通貨、Connect アカウントなど、表示するデータを選択するフィルターが含まれます。
日付範囲
ページの読み込み時に、デフォルトでは、レポートに前月のデータが表示されます。前月や月初来の当月を選択することも、特定の日付範囲にカスタマイズすることもできます。選択した開始日と終了日も含まれます。たとえば、–の日付範囲を選択すると、選択されたタイムゾーンの の始まり (12:00am) から の終わり (11:59pm) までのデータが含まれます。
タイムゾーンのカスタマイズ
財務レポートは、Stripe アカウントのタイムゾーンまたは協定世界時 (UTC) に基づいて表示できます。この設定は、日付範囲設定でレポートをフィルタする方法と、レポート内に含まれる日付と時間の表示方法の両方に影響します。
データの可用性
Stripe は、午前 12:00 UTC から毎日お客様のデータを計算します。各日のデータとは、その日の 午前 12:00 UTC から 午後 11:59 UTC の間に発生するアクティビティのデータです。
財務レポートタブ | 処理時間 |
---|---|
残高 | 12 時間以内 |
入金の照合 | 12 時間以内 |
注意
SLA には、レポートのダウンロードが可能になる時点が示されます。Webhook の通知には、さらに時間がかかる可能性があります。
たとえば、 (午前 12:00 から午後 11:59 UTC) のアカウントアクティビティーはすべて、 の午後 12:00 UTC に残高財務レポートタブに表示されます。
UTC 以外のタイムゾーンでレポートを表示するユーザーには、さらに 1 日の遅延が生じることがあります。たとえば、月曜日の残高レポートは、アメリカのロサンジェルスのタイムゾーン (PST) では水曜日の朝まで表示されません。これはデータが UTC の日ごとに処理されるためであり、PST で月曜日の最後の数時間が UTC の火曜日の朝に相当します。このため、レポートは火曜日のデータ処理が終わる、水曜日の 午後 12:00 UTC まで使用できません。
通貨
財務レポートは、アカウントの売上処理通貨に基づきます。これは、Stripe がお客様の銀行に入金する際に使用する通貨です。
アカウントに複数の売上処理通貨がある場合には、通貨セレクタを使用して各通貨のレポートを表示できます。
Connect アカウント
Connect プラットフォームは、それ自体のプラットフォームアクティビティーに加え、連結アカウント内の売上や取引の確認が必要なことがよくあります。プラットフォームアカウントとしてレポートを表示する際には、以下のデータ間で表示を切り替えることができます。
- プラットフォームアカウントのみのデータ
- すべてのプラットフォームの連結アカウントのデータ (サマリーレポートはすべての連結アカウントのデータを合計しますが、項目分けされたレポートはすべての連結アカウントの関連のある行を含めます)
- 1 つの連結アカウントのデータ
1 つの連結アカウントのレポートを表示するには、以下の手順に従います。
- Connect アカウントページに移動し、対象のアカウントを検索します。
- アカウント名をクリックして、アカウントの詳細ページに行きます。
- レポートセクションの下の財務レポートを表示リンクをクリックします。
注意
Connect プラットフォームで、 Stripe ダッシュボードのすべてにアクセスでき、プラットフォームによる制御を受けない連結アカウントの財務レポートを表示することはできません。Stripe で直接作成されたアカウントであれば、アカウントの所有者が各自のアカウントを管理できます。これに該当する場合は、プラットフォーム外で発生した取引を含めることができます。 Stripe ダッシュボードの全機能にアクセスできるため、自社で財務レポートを生成できます。
スケジュール済みのレポート
レポートのサブスクリプションスケジュールを設定し、新しいデータの通知を受け取るには、Stripe のスケジュール済みのレポートのドキュメントをご覧ください。