見積もりを作成して送信する
見積もりを作成、送信、承認する方法をご紹介します。
メモ
見積もりはサンドボックスで使用できます。API またはダッシュボードを使用して本番環境で 1 回限りの請求書の見積もりを確定、ダウンロード、承認するには、Invoicing Plus にアップグレードする必要があります。どのプランがお客様に適しているかをご覧ください。
見積もりは、見込み顧客または既存の顧客に商品およびサービス一式のコストを示すために使用できます。見積もりは、1 回限りの請求書またはサブスクリプションのコストを示します。顧客が見積もりを承認すると、Stripe は関連するすべての請求書とサブスクリプションを自動的に作成します。この共通ツールは多くのセールスワークフローで使用されています。
顧客を作成するサーバー側
見積もりを作成するには、各商品またはサービスのラインアイテムを渡します。見積もりに、顧客を表す Customer (顧客) オブジェクトを関連付けます。顧客を作成したら、後で使用できるようにデータベースに id を格納します。次のステップでは、この顧客を使用して見積もりを作成します。
見積もりを作成するサーバー側
見積もりを作成するには、Customer (顧客) と Line Item (ラインアイテム) を渡します。価格を使用して、ビジネスが提供するサービス/商品をモデル化できます。商品カタログを設定して、見積もりで価格を使用する方法を確認します。
Price (価格) と Quantity (数量) を指定することで、ビジネスが提供するサービス/商品をそれぞれラインアイテムとして見積もりに追加できます。たとえば、ソフトウェアのインストールに対する 1 回限りのコンサルティング手数料を含む、月単位のソフトウェアライセンスの見積もりを作成するとします。見積もりには次の 2 つのラインアイテムが含まれます。
- 最初のラインアイテムは、1 ライセンスあたり月額ライセンス料金 100 USD の、5 件のソフトウェアライセンスを表しています。
- 2 番目のラインアイテムは、1 回限りのコンサルティング手数料、1000 USD を表しています。
新しく作成された見積もりは draft ステータスとなります。下書きの見積もりは、ラインアイテムを追加または削除して変更できます。
見積もりを送信するサーバー側
見積もりを顧客に送る準備が整ったら、見積もりを確定することで open 状態にできます。見積もりは特定の顧客を対象とするため、新しいステージに移行するには、見積もりに Customer object を関連付ける必要があります。
見積もりを確定した後で、見積もりの概要が含まれた PDF をダウンロードできます。これをメールに添付して、顧客に送信します。
PDF に表示される見積もりに header、footer、description を設定することもできます。header、footer、description のデフォルト設定は、見積もりテンプレートで指定できます。顧客が見積もりを確認する間は、必ずステータスを open にしてください。
見積もりを承認済みとしてマークするサーバー側
顧客が見積もりに同意した後で、accepted 状態に進めます。これにより、(継続的な価格が設定されたラインアイテムを追加したかどうかに応じて) 請求書またはサブスクリプションが自動的に作成されます。1 回限りの支払いに対して見積もりを使用すると、Stripe は draft 状態の請求書を作成します。顧客に送信するまでは請求書に変更を加えることができます。
オプション見積もりをサブスクリプションに変換するサーバー側
見積もりを使用してサブスクリプションを作成するには、継続的な価格が設定されたラインアイテムを 1 つ以上追加する必要があります。これを追加することで、見積もりが accept 状態になるとサブスクリプションが確実に作成されます。見積もりの recurring パラメーターが null ではない場合、顧客が見積もりを承認した後で、Stripe はサブスクリプションまたはサブスクリプションスケジュールを作成します。
サブスクリプションのカスタマイズとして、subscription_data を使用してサブスクリプションの設定を指定できます。たとえば、サブスクリプションにトライアル期間を設けることが可能です。trial_period_days を設定して、トライアルを継続する日数を指定します。
事前に顧客の支払いの詳細を収集できます。顧客に payment_method が登録されておらず、自動的に請求する予定の場合は、見積もりの collection_method を charge_ に設定します。
Stripe は、draft 状態の最初の請求書を auto_ に設定して、active なサブスクリプションを作成します。請求書は 1 時間後に自動的に確定され、それに従ってサブスクリプションのステータスが更新されます。
見積もりからサブスクリプションスケジュールを作成する
将来の日付でサブスクリプションを開始する場合は、サブスクリプションスケジュールを作成します。たとえば、翌月の 1 日にサブスクリプションを開始したい場合は、effective_date を設定して、サブスクリプションスケジュールの開始日を指定します。