請求詳細の収集の管理
Payment Element 内で収集する請求詳細をカスタマイズします。
Payment Element を使用して請求詳細を収集するには、いくつかの方法があります。
never
: Payment Element で請求詳細を収集しません。これは、すべてのフィールド に対して、または特定のフィールドのサブコンポーネント (name
、email
、address
など) に対して設定できます。if_
: 各支払い方法で支払いを完了するために必要な住所フィールドのみを収集します。required auto
(デフォルト): Stripe は、各支払い方法の顧客の負担とオーソリ成功率に基づいて、収集する請求フィールドを決定します。このモードでは、確定時に追加の請求詳細を渡す必要はありません。
デフォルトでは、すべてのフィールドが auto
に設定されます。これにより、顧客の負担を最小限に抑え、最適なオーソリ率を維持することができます。
請求先の詳細を非表示
Payment Element 以外の場所で請求詳細を収集している場合、never
を使用して、請求詳細の収集を完全に回避したり、特定の請求フィールドをスキップしたりすることができます。 never
に設定されたフィールドは、すべての支払い方法で非表示になります。以下に例を挙げます。
const paymentElement = elements.create('payment', { fields: { billingDetails: { // No address field will be collected in any of the payment method forms address: 'never', } } });
never
が設定されている場合は、確定時に省略された請求フィールドを手動で渡す必要があります。
stripe.confirmPayment({ //...Other values payment_method: { billing_details: { address: { line1: '123 Main Street', city: 'Anytown', country: 'US', postal_code: '12345' }, } } });
最小限の請求詳細を収集する
各支払い方法の支払いを完了するのに必要な請求先住所フィールドのみを収集するには、if_
を指定します。
このオプションは顧客の負担を軽減するのに役立ちますが、ネットワークのコストプラス料金プランを利用するユーザーのネットワーク手数料の増加、オーソリ率への影響など、一定のトレードオフが生じる可能性があります。
const paymentElement = elements.create('payment', { fields: { billingDetails: { address: 'if_required', } } });
アドバンス: 請求モードでの住所 Element を使用
ビジネスで完全な請求先住所の収集が必要な場合は、Payment Element と組み合わせて住所 Element 請求モードを使用できます。Address Element で収集された請求詳細は、確定時に自動的に添付されます。