Basic Integration から Payment Sheet への移行
レガシーのモバイル SDK 実装を SDK から削除される前にアップグレードします。
2024 年 11 月 4 日より、Stripe の iOS SDK、Android SDK、React Native SDK では、クレジットカードとウォレットの支払いを回収するためのレガシーの基本的な実装はサポートされなくなります。
- 2024年11月4日以降に発行されたSDKバージョンを使用するには、アプリ内の Basic Integration コード参照を削除し、Payment Sheet にアップグレードする必要があります。
- 旧バージョンの SDK でも決済を処理できますが、重要なセキュリティの拡張機能や新機能を利用できないリスクがあります。
Payment Sheetにアップグレードすると、以下のサービスをご利用いただけます:
- Stripe のスピーディーな決済である Link など、100 を超えるグローバルな決済手段に対応
- 買い手が将来の購入に備えて保存した決済手段を表示する機能
- Appearance API では、アプリのデザインに合わせて外観をカスタマイズできます

iOS の場合、基本的な実装には以下が含まれます。
STPCustomerContext
STPPaymentContext
STPPaymentOptionsViewController
STPAddCardViewController
STPShippingAddressViewController
Android の場合、基本的な実装には以下が含まれます。
CustomerSession
PaymentSession
PaymentMethodsActivity
AddPaymentMethodActivity
PaymentFlowActivity
Payment Sheet への移行
基本的な実装は通常、次の 2 つのいずれかの方法で使用されます。
- 決済ページ: ユーザーはクレジットカードを入力し、アプリのボタンをクリックして購入を完了します。
- ウォレット: ユーザーはアプリにクレジットカードを追加し、そのクレジットカードを使用して後から別のフローで支払いを行います。
決済ページまたはウォレットの中から、ユースケースに一致するタブを以下から選択します。
その他のレガシーの依存関係を確認する
Payment Sheet にアップグレードするには、モバイル導入内の他の依存関係を更新する必要があります。以下のセクションをレビューして、移行が包括的であることを確認してください。
Charges API から移行する
トークンを使用して Charge API をまだ導入してしている場合は、Intents APIに移行する必要があります。リンク先の Payment Sheet 導入ガイドには、Intents の使用方法の詳細が記載されています。また、Payment Intents API への移行でも詳細を確認することもできます。
設定を変換する
Basic Integrationでは、導入のカスタマイズにConfigurationオブジェクトを使用します (iOSの場合はSTPPaymentConfiguration
、Androidの場合はPaymentSessionConfig
)。Basic Integration の設定をPaymentSheet.
に変換し、Payment Sheet をカスタマイズします。