複数のアカウント
複数の Stripe アカウントを作成して管理する方法をご紹介します。
相互に独立して運営されるプロジェクト、ウェブサイト、ビジネスには、別々の Stripe アカウントを使用する必要があります。新規アカウントの本番環境利用の申請を行うと、そのアカウントは Stripe の標準ポリシーおよび料金体系の対象となります。お客様の既存アカウントに適用される特別なステータスなどの留意事項はいずれも継承されません。
注
現地でのアクワイアリングまたは複数部門の維持管理のために、同じビジネスに関連した複数のアカウントを運用している場合、組織を作成することで、一元化されたレポートと管理を実現できます。
お客様のメールアドレスに関連付けられる追加の Stripe アカウントを作成できます。お客様ご自身でいくつかのアカウントを作成したり、他のアカウントにチームメンバーとしてのアクセス権を付与することも可能です。新規アカウントを作成するには、左上隅に表示される現在の Stripe アカウント名をクリックして、新規アカウントを選択します。ダッシュボードで表示中のアカウントを切り替えるには、左上隅に表示される現在の Stripe アカウント名をクリックして、切り替え先のアカウントを選択します。
追加アカウントの使用には、以下のようにさまざまなメリットがあります。
別々の納税情報および法人情報: 各アカウントを関連付けることができるのは 1 つのビジネスの納税者番号および法人のみです。別個の納税者番号情報を持つ複数のビジネス (別の法人など) を運営している場合は、それぞれに追加アカウントを作成する必要があります。
一意の明細書表記および公開ビジネス情報: 異なる会社に同一の Stripe アカウントを使用すると、使用される公開ビジネス情報がいずれの会社でも同じになるため、混乱が生じる場合があります。たとえば、お客様の会社「XYZ」から商品を購入する顧客の明細書に、会社「ABC」からの請求が表示され、結果として不審請求が申請される可能性があります。追加アカウントはそれぞれ、アカウントそのもののの公開情報を持つため、会社と支払いの情報を正確に記載することができます。
レポート作成と照合: 会社別に処理すべき支払いが切り離されるため、支払いの検索、レポートの作成とエクスポート、銀行口座への入金の照合に役立ちます。
別の銀行口座への入金: 追加アカウントでは、それぞれ別の銀行口座を使用して入金できます (希望する場合は同じ銀行口座も使用できます)。
同じ法人で複数のプロジェクトまたはビジネスを運営している場合は、複数のアカウントで同じ納税者番号とビジネス情報を使用できます。ただし、顧客への混乱を避けるため、必ず適切な公開ビジネス情報を入力してください。