カードの売上を保留するCharges API
レガシーの API
The content of this section refers to a Legacy feature. Use the Payment Intents API instead.
Charges API は、以下の機能をサポートしていません。これらの多くはクレジットカードのコンプライアンスのために必要となります。
Charges API を使用することにより、支払いをすぐにオーソリし、売上を後でキャプチャすることができます。
Stripe は、支払いをまずオーソリし、後で決済 (キャプチャー) するという、2 段階構成のカード支払いをサポートしています。支払いがオーソリされると、カード発行会社はその売上を保証し、その金額を顧客のカードに最大 7 日間、または 2 日間 (Terminal による対面での支払いの場合) 保持します。支払いの payment_method_details.card.capture_before 属性は、オーソリの有効期限の日時を示します。
この期間内に支払いがキャプチャーされない場合、オーソリはキャンセルされ、売上はリリースされます。
支払いをオーソリする
支払いをキャプチャせずにオーソリするには、値が false の capture
パラメータを含む支払いリクエストを作成します。 これにより Stripe は顧客のカードにある金額のみをオーソリする指示を受けることになります。
注意
オーソリをキャンセルする必要がある場合は、関連する Charge
オブジェクトを返金することでオーソリをリリースできます。
売上をキャプチャする
オーソリされた支払いを売上として処理するには、支払いのキャプチャーリクエストを作成します。デフォルトではオーソリされた支払い総額がキャプチャーされます。総額を超える金額のキャプチャーはできません。当初の金額より少ない額 (オーソリされた 10 USD 中の 8 USD など) をキャプチャーするには、amount
パラメーターを渡します。支払いの一部をキャプチャーすると、残りの額が自動的にリリースされます。
カード発行会社によっては、カード明細書でオーソリとキャプチャー (決済) された支払いが区別されておらず、顧客に混乱を招くことがあります。また、オーソリされた支払いをキャプチャーできるのは 1 回だけです。支払いの一部をキャプチャーした場合、差額分のキャプチャを別途行うことはできません。要件によっては、今後の支払いに備えて顧客のカード詳細を保存し、必要に応じて支払いを作成する方がよい場合があります。