使用量アラートの設定公開プレビュー
顧客が使用量のしきい値を超えた場合のアラートを設定します。
アラートを設定して、顧客がメーター使用量のしきい値を超えたときに通知したり、顧客が指定の請求しきい値に達したときに請求書をトリガーしたりすることができます。特定の顧客またはすべての顧客に適用されるアラートを作成できます。
はじめに
アラートを作成する前に、メーターを作成する必要があります。
使用量アラートを作成する
アラートは、Stripe ダッシュボードまたは API を使用して設定できます。
たとえば、顧客の API コールが 100 回に達したときにトリガーされる 1 回限りのアラートを作成することも可能です。顧客の API コールが 100 回に達すると、しきい値を超えたことを知らせる Webhook がお客様に届きます。
Stripe は、One-time per-customer usage alert
と呼ばれる使用量アラートを提供しています。このアラートは、顧客が指定された使用量を初めて超えたときにトリガーされ、今後の使用量に関係なく、顧客ごとに 1 回のみトリガーされます。
Webhook をリッスンする
アラートを設定し、そのメーターの使用量を送信すると、Webhook をリッスンします。これらのイベントは、新しいサブスクリプションや請求書の作成など、Stripe でステータスの変更があったときにトリガーされます。
アプリケーションで、Webhook イベントを含む POST リクエストを受け入れるように HTTP ハンドラを設定し、イベントの署名を検証します。
開発中は Stripe CLI を使用し、Webhook を監視してアプリケーションに転送します。開発アプリの実行中に、新しいターミナルで以下を実行します。
stripe listen --forward-to localhost:4242/webhook
本番環境では、ダッシュボードで Webhook エンドポイント URL を設定するか、Webhook エンドポイントを使用します。
制限事項
使用量アラートについては、次の制限事項を考慮してください。
- アラートの判断は、アラートの作成後に報告された使用量データに基づいてのみ行われます。
- メーターと顧客の組み合わせごとに最大 25 件のアラートを作成することができます。ただし、顧客ごとに特定のメーターのアラートを作成することもできます。
- 現在、アラートはテストクロックでは機能しません。